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シェムリアップ


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料金所

料金所

三年ぶりにいきましたら、立派な料金所ができていました

 シェムリアップの町は大型ホテルが新設され、道路もきれいになって観光地色が増していました。町から遺跡群に向かう道の途中にあるチェックポイントも、以前の簡単な作りの小屋から高速道路の料金所のような立派な建物に変わっています。



 
チケット

入域パス : 1日券20ドル、3日券40ドル、7日券60ドル(2002年現在)

 左手の建物に入って写真撮影後、顔写真入のパスを渡されました。以前は有効期限をスタンプされるだけの普通のチケット。所有者の特定ができない物だったので、ゲストハウスの中では使用済みチケットの売り買いが行われていましたが・・・、写真入りではそんな芸当もできませんね。今は昔のお話です。(ちなみに、1日券は写真なしです)


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アンコール・ワット

 アンコール・ワットのお堀が見えてくると胸がときめく、これは何回来ても変わりません。でも来るたびに少しずつ、秘境(?)らしさが消え小奇麗になってきています。修復が進み往時の輝きを取り戻しつつある、と言えるでしょう。この参道も右半分は修復が終わり歩きやすくなっていましたが・・・、「以前の方が味わいがあったな」とも思ってしまいます。

アンコール・ワット

お堀にかけられた190mの参道を西門に向かう

 アンコール・ワットは遺跡群の中で唯一、西に向かって建てられた寺院です。人々の影の向きでもお判りになるように、見学は順光になる午後からがベスト。夕陽差す回廊のレリーフ達は、まるで息が吹き込まれたかのように、それまでとは別の輝きを見せてくれます。



額縁に入った中央塔

額縁に入った中央塔
 本堂まで540mもありますが、ある仕掛けのために長い距離もそうは気になりません。階段、門などが参拝者の足を止めたり視野を遮ったりするため、歩くにつれ中央祠堂の見え方が変わるのです。

 最初見えていた本堂の2つの塔(上の写真で中央部左右にうっすら見えています)が、西門に近づくと消え、更に進むと今度は、額にはめ込まれた絵画のように見えてきます。

 回廊付きの門は幅があるため、中は薄暗くてちょっとしたトンネル。このため光り溢れる境内に出、初めてアンコール・ワットを拝む時は、目を射られたようで感激もひとしお、になる訳です。




アンコール・ワット

西門をくぐるとやっと、アンコール・ワット全体が拝めます

 光までも計算に入れた、この心憎い演出はため息もの。ここで足を止めない観光客はまずいないのではないでしょうか。 とにもかくにもこの設計者の手腕はスゴイ。ただ漫然と歩かないで、時々立ち止まったり振り向いたりして、設計者と知恵比べしながら楽しんで下さい!




アンコール・ワット

どれも味わいがありますが、やはりこの角度から見るのが一番好きです



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回廊のレリーフ

アンコール・ワット

東西200m、南北180m、全長760mにもなる第一回廊

 アンコール・ワットの魅力の一つは、第一回廊の浮き彫りの数々。全長760mにもなる回廊の壁面に、まるで空白を怖れるかのようにギッシリ、ビッチリ彫りこまれています。入り口から反時計回りに見て歩くと、最初の角を曲がった所(南面)には、アンコール・ワットを建立したスールヤヴァルマン2世の行軍レリーフ。そして「天国と地獄」(南面東側)、「乳海攪拌」(東面)と続きます。



天国と地獄

地獄図

上から、天国、人間界、地獄界

 下段に描かれた人々は首に縄をつけられ、こん棒でおどされて引立てられて行く。その先で彼らを待っているのは、火あぶり、釘打ち、串刺し、野獣の餌食など、文字通り"地獄の責め苦"。思いつく限りの残虐行為が、66mの長さにも渡って彫り込まれているのですから、これは壮観です。



地獄図

18本の腕を持つエンマ大王
地獄図

吊るされ、全身に釘を打たれる

 "安心"と見られる地上界にも所々にワナがあり、そこから地獄界に落ちる人もいる。現代にも通じそうで怖いシーンです。罪の裁定をするエンマ大王もいましたが、落ちてくる人はいても上の世界に戻る人はいなかったような気がします。この地獄図、一体誰に見せるために描かれたのでしょう。当時の一般庶民が、神王の墓であるこの寺院に入れたんでしょうか。不思議。


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乳海攪拌

 世界の始め、神々とアシュラ族は不老不死の妙薬「アムリタ」を作ろうと争っていた。しかし1000年経っても作り出せず、疲れた彼らは宇宙の創造神ヴィシュヌに助けを求める。ヴィシュヌは両者が協力し、力を合わせて「アムリタ」を作る方法を教えた。それは、

ヴィシュヌ神

中央で音頭を取るヴイシュヌと舞うアプサラ
 マンダラ山を引き抜き、ヴィシュヌ神が化身した亀王の背中に乗せて軸棒とし、それに大蛇ヴァースキを巻きつけ、両者二手に分かれ(アスラ族は頭、神々は尻尾側)て引き合い海をかき回す。

 1000年もの間これを続けると、生物は死に草木の汁も海中に流れて海水は濁り、白い乳のようになった。

 やがてこの中から太陽と月、続いて天女アプサラ(ヴイシュヌの左右に浮遊しながら舞っています)、女神ラクシュミーが誕生し、最後に「アムリタ(甘露)」が出現した。


 これを独占しようとアスラ達が争ったので、ヴィシュヌ神は美しい女性の姿になって彼らに近づき、彼らが見とれている間に神々は「アムリタ」を奪って飲んで不死になった、そうです。

 (「世界の神話6 ヒンドゥー教の伝説」他参照)



乳海攪拌のレリーフ

トンレ・バティのタ・プロム寺院にある乳海攪拌のレリーフ


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神々の高みへ

中央塔のアプサラ

夕陽のスポットライトを浴びる、中央塔のアプサラ



中央祠堂

中央祠堂階段
中央祠堂

中央祠堂から降りる時、
こんな風に見えて足もすくみます

 江戸時代の日本人の落書き(森本右近太夫の墨書)が残る十字回廊や、ちょっと薄暗い第二回廊を過ぎやっと中央祠堂までやってきました。ここの階段は特に急で、登山道にある鎖場のような角度です。肝心の本堂に何が祀られていたのか記憶がないのですが、下りには注意してください。この傾斜では、登るより下りのほうが危険ですからね。



参道を見下ろす

第三回廊付近から、通ってきた参道を見下ろす



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