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タイ国境 |
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カンボジアから隣国への国境越えは、ベトナムのホーチミンに向かうバベット・ルート。タイのアランヤプラテートに抜けるポイペト・ルートが一般的です。タイへは海岸沿いでも国境が開いていると聞き、今回のミャンマー旅行に際し、行きは海から帰りは陸路でと計画を立てました。
2002年1月30日 : 07:15、シアヌークビル行きのバス(12,000リエル:約4ドル)に乗りプノンペンを離れました。コッコンへのボートは12時発ですから、これで4時間はゆっくり出来ると思ったのも束の間、空港を過ぎたあたりでエンジントラブルでバスはストップ。代わりのバスが来るまでの30分の長かったこと!
水浸しの桟橋 : 右は待合室、左手が乗船したボートでした 遅れを取り戻すかのようにバスは猛スピードで飛ばし、町の入り口に着いたのは11:40。外にモト(バイクタクシー)が群がっているのをポンヤリ眺めていましたらお隣さんが、「ここで降りなさい」とジェスチャー。港を通るのかと思っていましたが違うようです。危ない危ない。
ここからモトで乗り場へ向かい大急ぎで窓口へ。チケットを購入(15ドル)したのがジャスト12時。今日は出航が10分遅れでしたから間に合いましたが、1日1便の航路ですから乗り遅れたらここに泊まらなければいけないところでした。船が出航するまでヒヤヒヤの連続で、ちょっと疲れてしまいました。
同乗者は5人だったので料金交渉は彼らにお任せ、ここでの割り当て金は3ドルでした。20分ほどで岸に着きましたのでここが国境かと思いましたら・・・、そこにはタクシーとモトの姿。またまたタクシーに相乗りして(1.5ドル)、今度こそやっと国境に到着です。 |
両国旗がはためく : カンボジア・タイ国境 私達が最後尾だったのでハットレックに着いた時には周囲は閑散とし、国境が閉まってしまったのではないかと心配しました。でもまだ15分あります。カンボジア側の手続きは驚くほど簡単で、タイ側のゲートをくぐったのは閉門10分前でした。これで一安心です。 タイの入国手続きを済ませたら、今度はミニバスでバンコクへのバス便があるトラートへ向かいます。トラートからバンコクへの最終バスは19:00発。少し時間があったので、売店で飲み物と軽食を買ってバスに乗り込みましたが、乗車後すぐお弁当を手渡されました。セットの中身は、水とジュース、パンお菓子。予想していなかったのでなんだかうれしい。
国境のオープン時間は7時〜17時です バンコクの東ターミナルに着いたのは23:20、ここからタクシーでホテルに向かい0時前には部屋に入ることができました。朝6時半にプノンペンの家を出てから、乗り換え6回、所要時間17時間半、総費用36ドルでバンコクに到着した、と言うことになります。面白かったけれどグッタリと疲れた、長い長〜い1日でした。 タイに入ってからは料金交渉をしなくて良いし、エアコンバスは快適。文明国に戻ってきた、って気がしましたね。どちらが好きかは時と場合によりますが、疲れている時は固定料金の方がありがたい。明日はミャンマーへの格安チケット探しですが、さてミャンマーはどうでしょう。 |
3週間のミャンマー旅行を終えバンコクに戻ってきました。シェムリアップ行きのバスチケットを買いに、10年ぶりにカオサンに足を踏み入れましたが、なんだか落ち着かない町になってしまいましたね。まっ兎に角ここでチケットを入手しました。これが何とたったの150バーツ(3.5ドル)! ローカルバスで国境に行くより安いのです。こんなことってあるんでしょうか(ある訳ありません)?
国境の小川では子供達が水遊びしていました その格安料金のカラクリもわからないまま翌朝出発。エアコンの効いた車内も高速道路も快適で、1時間の昼食タイムを挟み、国境の町アランヤプラテートまでいたって順調でした。市場の前でバスを降り、ここからはカンボジア側に入るまで徒歩になります。大荷物を背負い、ゾロゾロと集団が移動する様はまるで避難民。そんな中、この川が目を和ませてくれました。
人が集中するので待ち時間はかかりましたが、タイの出国手続きも無事終了、奥に見えているカンボジアゲートに向かいます。さあ、格安料金の仕掛けがわかるのはこれから、カンボジア側に入ってからですよ。 |
カンボジア側は係官の要領が悪いためか(ビザ確認などがありますからね)、入国審査は遅々として進みません。それでも30分ほどで通過、昼食時に友達になったイギリス女性と一緒に乗り換えのバスの順番を待っていました。ガイドが彼女を呼びに来た時一緒に行ったら、「日本人は後で」と一言。彼女は肩をすくめて先に行ってしまいました。
ちょっと不愉快でしたが、まだこの時点ではそう疑っていませんでしたから、子供達と遊んだり周囲の写真を撮ったりしながら、他の日本人が手続きを終えるまで待ちました。結局全員が揃ったのは、タイ側でバスを降りてから既に2時間が経過した午後3時。ガイドの先導でロータリーまで歩いて行くと、そこに待っていたのはトラック。バスのはずでしたのにこれはヒドイ。 |
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でも若者達はうれしそうに荷台に乗り込んでますし、ここは女性の特権で助手席に乗せてもらうことで折り合いをつけ、苦情は控えることにしました。ところが、途中で追い越したミニバスの車内には、国境まで一緒だった外人客の姿が見えるではありませんか。ここで「日本人だけにしたのは、文句を言わないからなんだ」と日本人差別の実態を知った次第です。
と言う私も「兎に角シェムリアップまで連れて行ってもらわなきゃ」。ですから「日本人は御しやすい」と思われてしまうんですよね。少しだけ自己嫌悪。そんな乗客の気も知らず、夕闇が迫る中を快調に走り続け、やっとシェムリアップに入りました。「どこで降ろす気だろう」と思っているうちに中心街を抜け、路地奥のゲストハウスの敷地内で止まりました。と同時に、待ち構えていた仲間達がトラックを取り囲み、人の許しも得ないで荷台のリュックを降ろし始めたのです!
このトラックで、シェムリアップへ 「ハハーン」、カンボジア側の交通費(私達を乗せてきたトラック代)を、連れ込みゲストハウスが負担しているから料金が安かったんですか。だったら尚のこと、こんな所には泊まりたくありません。荷物を奪い取って他の宿まで歩いてしまいました。でも、初めての訪問者は降ろされた宿で泊まるしかないでしょうね。自分のいる場所もわかりませんもの。 雨後の竹の子のように乱立する、この町のゲストハウス事情が生んだ苦肉の連れこみバス。こんなバスが横行すると「カンボジアの印象が悪くなるのでは?」と心配です。いかさま直行バスは利用しないのが一番ですが、どうしてもと言う方はこんな背景を理解した上でご利用ください。 蛇足ながら、反対方向(シェムリアップからバンコク)へのツーリストバスは13ドル。これで気持ちよく国境が越せるのなら決して高くはありません、よね!? |
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