|
|
ラタナキリ |
to Englishi Version
町の中心から8キロ、標識のある分かれ道に差し掛かりました 左へ行くとベンサイで、右は明日行くタベング方面です |
確かに道中は今までよりずっと楽。1時間ほどでラタナキリ地域を横断するサン川沿いの村、ベンサイに到着しました。ここでボートをチャーター(1日10ドル)、川を遡るのです。対岸に広がるジャングルはVirchey国立公園(見学にはガイドを頼み、徒歩で数日かかるそうです)、川に沿ってTumpuan族の村や中国・ラオスの村などが点在する、独特の景観を有するお薦めエリアです。
チャーター・ボートで、セサン川を遡る 村に入ると長老が、部落の裏手にある墓地まで先導してくれました。最初に案内されたご両親のお墓を見てビックリ。家型のお墓、塀に飾られた男女の像など、数ヶ月前ハノイの民族学博物館で見た物と余りにも良く似ていたからです。その上周囲の木には、水牛の頭蓋骨までぶら下がっています。ちなみに水牛1頭は300−500ドルで、彼らにとってとても高価な動物だそうです。
埋葬は夫婦単位で、屋根の下には棺が2つずつ置かれています。最後に案内されたのは、数年前に亡くなった妻が先に眠っていると言う、長老自身のお墓でした。子供や独身で亡くなった場合は何処に葬られるのか、その辺が聞けなかったのが残念でしたが、淡々とした長老の態度のおかげでしょうか、墓地特有の湿っぽさを感じなかったので助かりました。
この2つを比べてみてください、良く似てますでしょう? 左はTomPoun族の物、右がハノイの野外博物館に展示されていた、Giarai族の葬儀用建造物です。まさかカンボジアで同様の葬送文化が見られるとは、思いも寄らないことでした。尚、こちらの墓地見学には1ドル必要で、これはお墓の維持管理に使われるそうです。 |
この柵が国境 : ラオスの村から中国の村を見る ベンサイに戻る途中で再度ボートは接岸し、今度は中国人の村に上陸しました。建物はこざっぱりとした木造で、商店に並べてある品物には漢字表示が目立ちます。村は川沿いに延びていて、きれいに掃除された閑散とした大通りをズンズン歩いていくと、突き当たりに背の低い柵がありました。ここで中国の村は終わり、柵をまたぐとそこはもうラオス人の住む村なのです。
こちらに入ると様子は一変。高床・わら屋根の家が多くなり、道行く人々遊びに興ずる子供たちの姿も急に増えました。ラオスの村では皆人懐っこくて、取り付く島もない中国側より人間実があって温かい。子供たちと遊びながら村はずれにあるお寺まで歩き、先回りしていたボートに乗ってベンサイに戻り、こうして3日目が終わりました。 |
「カンボジア編」に戻る |
「日本編」に戻る |
「海外編」に戻る |