キプロス国旗

キプロス(サイプラス)


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アプロディテ生誕の地

 リマソールからパフォスへの道はしばらく内陸を走りますが、さっと視界が海に向かって開けた時飛び込んでくるのがこの風景。この時は日も暮れかかっていたので、パフォスに泊まった翌日に再びこの海岸を訪れました。

アプロディテ生誕の地
 「海に投げられたウラノス(天)の陽根から白い泡が湧き立ち、その中から一人の乙女が生まれた」

 − 「ギリシア神話」より −



 その場所がこの海岸で、乙女の名は"アプロス(泡)から生まれたアプロディテ(英語名でヴィーナス)"。

 この神話を、疑いもなく信じたくなるほどのきれいな海でした。この海で泳げたのが、キプロス観光最大の収穫でしょうか。キプロスへ行く皆さん、水着を持参して下さいね。



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アプロディテ神殿

 この海岸とパフォスの丁度中間地点に、彼女を祭るアプロディテ神殿はあります。幹線道路から1キロほど入りますが、サービスタクシーでも入り口まで行ってくれますのでご安心を。海を見下ろすなだらかな丘の中腹にあるこの遺跡は、とても優しい雰囲気を持っていました。

アプロディテ遺跡

 左奥に見える博物館では、神殿に祭られていたというアプロディテ像が異彩をはなっています。これが高さ1メートルほどの黒い石なのです。人々が神の似姿を刻む以前の、古代の信仰の姿を目の当たりにしたようで、美しい彫像に接したときより強烈なインパクトがありました。



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レダと白鳥

 ここは又、有名な「レダと白鳥」のモザイクが発掘された場所でもあります。本物はニコシアの博物館で展示され、発掘現場にはコピーがあるだけですが、この写真のようにその優雅さ雰囲気は充分伝わってきます。敷地の柵の外になりますので(小道がついています)、見落とさないで下さいね。

レダと白鳥のモザイク

 レダは、白鳥に姿を変えたゼウスと交わり女の子を2人(男の子もいましたがこの際割愛)もうけます。一人が絶世の美女とうたわれ、あの トロイ戦争の引き金となったヘレネ、姉娘がギリシア方の総大将アガメムノンの妃クリタイメストラ、このあたりから神話と歴史が渾然としてきて興味の尽きない所です。

 難しい話はともかくこのモザイクは気に入りました。皆さんにも是非、できましたら本物とこの場所の両方をご覧いただきたいものです。




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ワインとチーズ

 「キプロスと言ったらあのチーズ」と以前人から聞いたのを思い出し、レストランで特産のチーズ料理を注文しました。それがこのグリル・ド・ハルミ(ハルミというチーズを焦げ目がつくくらいに焼いたもの)。お餅のように糸をひくサッパリ系のチーズで、その塩加減はワインにピッタリ。そうそう、キプロスの特産品はワインとチーズなんです。

ハルミとワイン

ハルミ(Halloumi)という特産チーズに白ワイン

これで合計3.5ポンド、800円と少々なのですから食べなきゃ損!



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おまけ

 明日はアテネ、最後にどうしても海に沈む太陽が撮りたくなりました。19時半、早めに夕食をとり、地図で見当をつけていた場所に行きましたが、沈みかけた太陽は海上ではなく丘の上。「チョット方角を間違えたみたい」と前後も考えず太陽に向かって歩き出しました。

 やっと海と太陽が一緒に見える所に来たと思ったら、間には無情の柵。夢中だったので遺跡の敷地内に入っていたのに気がつかなかったのです。戻っていたら間に合わない、と途方にくれていると柵の外側を歩いてきた人がヒョイと敷地内へ。「アッ、あそこから出られる!」。

 すれ違いざまその若者は、「君が困っていたようだったから」 穴のあいている場所を教えたんだ、と言ってくれました。長髪のその青年がキリストにも思えた、神秘的ともいえる瞬間でした。

夕陽

パフォス : 夕陽

 海岸に出た直後に撮った写真がこれ。この後すぐ太陽は沈んでしまったのですから、この時ばかりはかの青年と神に感謝してしまいました。



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旅行メモ

 空港のインフォメーション、銀行はフライトに合わせて営業しているので深夜の到着便でも心配ありません。ここでもらった各都市の地図とホテルリストだけで、キプロス観光ができてしまったのですから感謝・感謝。尚、レバノン・ポンドの再両替はしてくれませんので、レバノンから入国予定の方は使い切ってからお入り下さい。

 ラルナカ・ニコシア・リマソール・パフォスという、4つの主要地点の間は乗合のサービス・タクシーが利用できます。距離のあるニコシア〜リマソールが3ポンド(約700円)、他は2.5ポンド(約600円)が標準です。

 途中下車でも料金は同じ。パフォスから8キロほど東(リマソール側)にあるアプロディテ神殿で降り、2時間後に別のサービスタクシーで(予約しておいて)リマソールに向かった私の場合、それぞれに2.5ポンド支払いました。これさえ飲み込んでおけばホテルまで迎えに来てくれるし、希望地点で降ろしてくれるしで中々便利なシステムだと思います。

 ただし、空港にはサービスタクシーの拠点がありませんので、ラルナカ市内へはどうしてもタクシーのお世話にならなければなりません。参考までに、「高い」と言われているタクシー料金表をメモしてきました。参考資料としてお読み下さい。


空港からのタクシー料金

行き先と距離
料金(06:01〜20:30)
料金(20:31〜06:00)
ニコシア (53キロ)
12.30ポンド
14.65ポンド
リマソール (77キロ)
17.60ポンド
20.90ポンド
パフォス (143キロ)
3.20ポンド
39.35ポンド
ラルナカ市内 (6キロ)
2.00ポンド
2.45ポンド


1997年7月現在 : 1ポンドが約2ドルでしたから円換算で230円ぐらいでしょうか



写真撮影に関して

 ヴィーナスが生まれた、と言い伝えられている海岸は西に面しています。青い海を撮りたいのなら午前中にどうぞ。ちなみにこのページの写真は、初日が午後で逆光だったため翌日の午前中に再訪、ついでにまだ人が少ない海で泳いできた時のもの。昼近くになると海水浴客が多くなります。

 今回は撮れませんでしたが、西に面しているということは夕陽はきっと美しいと思われます。絵ハガキにも夕陽に染まるヴィーナス岩、という図柄が何パターンかありましたから多分大丈夫でしょう。




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