チェコの国旗

チェコ


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街の様子


トラム(路面電車)

 プラハに入りまず眼に飛び込んできたのが派手な看板で客をひく「マクドナルド」。それも1店舗や2店舗ではないのですから、4年前のあの薄暗いプラハが記憶に生々しい身としましてはその変化に驚くしかないのです。

 次にこの全面広告のトラム(路面電車)。一台毎に様々な企業のカラフルな広告を身にまとっています。

市電

ビッグ・マック : 50コルナ(約200円)
フライドポテト(小) : 18コルナ(約70円)
マック・シェイク : 30コルナ(約120円)
コーヒー : 14コルナ(約50円)

1ドル=25.9コルナ(1コルナ=約4円) : 1996年10月現在



 生ビール一杯(0.5リットル)が25コルナ(約100円)で飲めるこの国で、これが高いのか安いのかわかりませんが(高い!)、利用客は多いようです。 海外勤務20年という商社マンいわく「マクドナルドは平和の象徴なんですよ。この店が進出している国は軍政ではない、民主主義の国だから旅行者は安全ですよ、という”証し”の意味もあるんです。」

 「平和」はいいのですが、どの国も同じになることが果たして幸せといえるのかどうかは疑問です。特に食べ物は「おふくろの味」という言葉でもわかるようにその人の一生の味覚を左右するものです。宣教師が長い時間や命をかけてしてきたことを「マクドナルド」はなんなく、どころか相手からお金をもらってしてしまうのですから・・・・。

 味覚を支配されるって、本当はとても「恐ろしい」ことだとお思いになりませんか。



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ヴァーツラフ広場

広場
 長さが750メートルもあるという「ヴァーツラフ広場」。広場、と言うより札幌の大通り公園に近いかもしれません。メトロ(地下鉄)の交差点でもありどこに行くにも便利なので、この広場に面したホテルに宿をとりました。

 遠くに見えているのが、鉱物の資料展示が素晴らし「国立博物館」です。展示室を見ている内に、「オズの魔法使い」シリーズに出てくる地下王国に迷い込んでしまったような、摩訶不思議な気持になってきます。宝石や貴石、化石などに興味のある方はお見逃しなく。




チェドック
チェドック
 チェコの代表的な国営ツーリスト・インフォメーション(観光案内所)「チェドック」。 以前来た時は「売ってやる」「紹介してやる」といった横柄な態度にいやな思いをしましたが、今回は両替の時に「サンキュー」なんて言われてビックリ。

 「変われば変わるもの」ですね。

 この写真は中心街にある本社営業所のものですが、「チェドック」以外にも私営の旅行代理店が市内各地で営業を始めていますのでチェコ観光が便利で楽になりました。


 ここで宿の手配、コンサートチケットの購入、古城巡りツアーの申し込みなどが出来ます。



 ここでホテルの手配をしてる時に、福岡の喫茶店のオーナー"K子さん"、脱サラで自転車部品の会社を経営している"Nさん"と知り合いました。お互い旅の目的は別でしたが、一人の食事は退屈なので"K子さん"とはオルガン・コンサートと夕食の約束をしてわかれました。

 「聖ミクラーシュ教会」でのコンサート(350コルナ:1400円)の帰り、"Nさん"にばったり。彼は娘さんとご一緒でしたが「食事は人数が多い方がおいしいから」と4人でビア・ホールへ。これが楽しかったので、翌日も4人で生ビールを飲みに行ってしまいました。

特記:チェコ、ハンガリーのビールは安くて「おいしい!」

 特にチェコ・ビール(0.5リットルで100円)は「ドイツのよりこくがありうまい」そうです(Nさんのコメント)



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旧市街と"カレル橋"



カレル橋

たそがれの"カレル橋"遠望

 この橋の上は歩行者天国。フリー・マーケットのように自分の作った品物を売る人、マジックやジャズを演奏する人たちもいます。デキシーランド・ジャズでした。以前もここでジャズを演奏していたグループがいましたが、同じ人たちなのでしょうか。そんなことを考えながら歩いていると、あの時橋の上に店(?)を出し折鶴を配ったことが思い出されます。



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ジャズ・バンド


 当時もこの橋の両側には、手作り作品を売っている人・空き箱を前においてバイオリンを演奏する人・オペラのアリアを歌い上げる人・・・等々の姿が見られました。その素人っぽい様子に「仲間入りしてサイドから通る人を見てみたい」という気持ちになってきました。「ここで折り鶴で見せたらどんな反応示すだろう」と好奇心の虫もうずきます。

カレル橋上のジャズ
 で「ヨシ!」と覚悟を決め、手持ちの赤いハンカチを地面(正確には橋の上)に広げて、折った鶴をのせてみました。「It's free!」(無料)と書いた紙が効果的だったのか、折り紙が珍しかったのかだんだん人が集まってきました。

 「何故、お金を取らないのか」と何人もの人に真顔で聞かれて言葉に窮し、「日本文化を紹介したいだけだから」と返事をしたこと。小・中学生が真剣な表情で折り紙に取り組み、出来上がった鶴に大喜びしてくれたこと。


 日本語勉強中という大学生に話しかけられ「私はスロヴァキアの出身です。私達は争いは好みませんから、そのうち平和的方法でチェコとは分離することになるでしょう。」という言葉に驚いたこと・・・・。どれもが懐かしい思い出です。

 それにしましても、この人の多さはどうでしょう。ほとんどがツアー客、あちこちで日本語も飛び交っています。なるほど、東京のチェコ大使館のビザ申請窓口が混雑していたはずです。




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ユダヤ人地区


この地区にはヨーロッパ最古といわれるシナゴーグ(ユダヤ教の教会)やユダヤ人墓地があり、

一部は民族資料を展示する博物館になって、一般に公開されています。

儀式の家
儀式の家

 「儀式の家」は墓地の入り口右手に建っています。(この写真では背後の木が茂っている場所が墓地です)。この家には第2次世界大戦中、テレジーン強制収容所で子供たちが描いた絵などが展示されています。

 今回もう一度その絵を見たいとこの地区まで出かけて行ったのですがあいにく土曜日はユダヤ教の安息日にあたりお休み。しかたなく写真だけ撮ってきました。


ユダヤ人地区の博物館は土曜日休館です。忘れないでね。



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プラハ城


プラハ城チケット

墨絵風のプラハ城のチケット:80コルナ(約320円)

 これで聖ビート教会の塔や旧王宮など城内の有料施設数箇所に入場できます。



聖ビート教会
聖ビート教会
 ゴシック様式のこの教会は迫力があります。

 普通教会は広い前庭がありますが、この教会は城壁(中庭を囲む建物)に接するように建てられているので自分との距離がほとんどありません。ですからその様式、と言うよりその立地条件からよりいっそう迫ってくるように感じるのでしょうね。

 ここでは、自分の建つ位置を変えて全景をカメラにおさめる、と言うことができません。皆さんもカメラアングルに苦労するようで、ほとんど寝転ぶようにしてカメラを構えている人もいましたよ。


堂内の見学は自由ですが、内陣と塔は有料で上記のチケットが必要になります。

284段のらせん階段を登るのは大変ですが、「百塔の街プラハ」が一望できますので頑張って!



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百塔の街プラハ


 屋根かわらのくすんだ赤が印象的な街並みが、ヴルタヴァ川沿いに広がっています。ここから右に目を転じると林立する尖塔の向こうに見えてきたもの、それはなんと新宿副都心のような高層ビル群!

聖ビート教会からの眺め

 旅行者の身勝手で感傷的な意見を言わせていただけるなら、この街は中世のままでいて欲しかった。「マクドナルド」、カレル橋上にひしめく「観光客」、そして「高層ビル群」。これが民主化されるということなのでしょうか。「ブルータスお前もか。」の心境になってしまいます。



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黄金小路


 王宮の一角には錬金術師達が住んでいたという家並みが「黄金小路」として残っています。このような可愛い家が建ち並んでいて土産ものなどを売っています。手前のブルーに塗ってあるのが作家のフランツ・カフカがしばらく住んでいたという家。

黄金小路

 その一軒おいた隣、「ヘンデルとグレーテルのお菓子の家」のような建物で、障害のある方たちの作品を上品な婦人が売っていました。袋物などは日本のそれとどことなく似ています。私こういうのに弱いのです。ブローチとハーブ人形を数個買ってしまいました。



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