ギリシア国旗

デルフィ/ギリシア


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デルフィへ


 古代世界では、国の一大事を決定する時に神託にその方針を委ねたといいます。デルフィはペロポネソス半島ではありませんが、ギリシア神話「オイデイプス」えがかれたアポロンの神託のイメージは強烈で、ここを訪れなければギリシアに行く意味がない、とまで私に思わせていた聖域なのでここで少し触れさせていただきます。

時計台
 半島をほぼ一周し、ギリシア本土へのフェリー乗り場に着いたのですが船が一艘もない。なんとギリシア全土で海運ストをしていて、「いつ解決するのか分からない。」

 仕方がないので、陸路数百キロの道のりを車で飛ばすことにしました。そのおかげ(?)でオイディプスが知らずに父王を殺めた、というあの三叉路を通れたのですから、万事「塞翁が馬」ですね。


 デルフィはアテネの北西178キロ、パルナッソス山の南麓にあります。車が進むにつれ 山々は表情を変え、「神様の懐に入っていっている。」ような気になってきます。この 写真はデルフィ間近の町の時計台。


アポロンの神託(抜粋)


参道
 アポロンのお告げは、50歳を過ぎた農婦のなかから選ばれた巫女の口からもたらされた。神がかりになった巫女が発するお告げの内容はあいまいで、解釈を誤り国を滅ぼすこともあったと言う。

 最盛期のBC6世紀頃には、ここデルフィは国際的なスポーツ、文化の交流の舞台ともなったが、BC5世紀を過ぎると神託の評判は衰え、デルフィは衰退にむかう。


アポロン神殿(写真向かって右)前の参道



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大地の「ヘソ」(オンファロス)

 古代のギリシア人たちは、世界の中心はをデルフィだと考えていて、それを意味する「へそ石」を聖域内に安置していました。現在オリジナルは遺跡近くのデルフィ博物館に展示してあります。

スフィンクス
 この博物館には、アルカイック期の有翼スフィンクスの像もあって、特有の微笑で来観者をむかえてくれます。オイディプスに謎をかけ彼を破滅に追いやったのもこの微笑みだったのではないかと思うとなんとなく不気味に思えてくる像です。

 東欧を旅行中、プタペストのお城でスフィンクスにお目にかかりビックリしたこともありました。有名な 「エジプト」のスフィンクス、 「ハンガリー」の王宮の地下 のスフィンクスも紹介しておりますので、ここから飛んで比べてみて下さい。


 1997年4月に「インドネシア」の プランバナン遺跡群を訪れた時、シヴァ聖堂の基壇に使われているモチーフの「キナラキナリ」という半人半鳥は私にスフィンクスを連想させるものでした。興味のある方こちらもどうぞ。



最上部にある劇場跡からの聖域の全景

劇場跡

下方、道路を挟んでアテナの聖域が見えています。



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