ギリシア国旗

メテオラ/ギリシア


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少しでも神の近くへ


アギア・トリアダ修道院

アギア・トリアダ修道院


空中に浮かぶ(?)修道院群


アテネから長距離バスで(途中のトリカラで乗り換え)約6時間、

突然降ってわいたようにこの奇岩群が前方に姿を見せます。

メテオラ遠望



 地名のもととなったメテオロンとは「空中に浮いている」という意味のギリシア語。その名に違わず、奇岩の頂上遥かな高みに修道院が浮かぶように見えてきます。



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誰がいつどんな方法で?

  修行者が自然環境の厳しい場所を求めるのは万国共通な感情なのでしょうか。 雪岳山中(韓国)の「金剛窟」、険しい岩峰につけられた天に昇っていくかのような梯子を見上げた時「メテオラみたい」とここを思い出していました。

滑車
 600年ほど前のビザンチン時代、ギリシア正教の修道士達が求めた修行の場、それがここメテオラ。

 彼らは絶壁にハシゴを立て、岩をうがって資材をかつぎ上げ、縄袋を滑車で上下させて建築材料や日々の糧を運んだといいます。

 左の写真のような滑車設備はどの修道院にも残されていて、つい60年ほど前までは物の運搬だけでなく修道士たちの移動にも使われていたとか。高所恐怖症の方は修道士にはなれませんね。



「ズボンは駄目よ!」

 女性の方、修道院見学にはひざ下たけのスカートで行きましよう。入り口で服装のチェックがありキュロットスカートも「バツ」です。

 でも、もしズボンで行ってしまっても大丈夫、入り口でスカートを貸してくれます。ショートパンツ姿の男性も貸しスカートのお世話になっていました。



営業(?)案内


 現在、見学できる修道院は6つ、昼休みをとる所もありますし、曜日で休む修道院が違います。それを知らずに行って苦労しましたので、営業(?)時間を下にまとめておきます。行ってみたいと思われた方、どうか参考になさって下さい。



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「メガロ・メテオロン修道院」

メガロ・メテオロン修道院台所
 メテオラ最大で、地名のもとにもなったここは、115メートルの絶壁につけられた石段を登って入ります。

 この日は修学旅行生(ギリシアの学校では5月が修学旅行のシーズンだそうです)が多く、この石段を登る彼らの列がまるでカラフルなリボンのように見えました。


 ここで興味深かったのは台所です。パン焼きがまや井戸(のぞいてみたかった)をそなえたこの古い台所には他にはない生活の匂いが残っているようです。

料金: 600ドラクマ (1996年現在)
オープン: 9.00〜13.00 15.15〜18.00 (火曜日休み)



「バルラーム修道院」

メガロ・メテオロンの東隣に位置しています。滑車の写真はこの修道院のものです。
料金: ?(あいにく休みの日だったので分かりません)
オープン: 9.00〜13.00 15.15〜18.00 (金曜日休み)



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「アギオス・ニコラオス修道院」


アギオス・ニコラオス修道院
 カストラキの村を出て最初に見えてくる小さな修道院で、内部の壁を飾るフレスコ画 で有名です。観光づれしていない、とても素朴な雰囲気の修道院でした。

 重々しく暗い画面が多い中、象やライオン、へびや鳥たちを明るいタッチで描いた壁面が一個所だけあって人目をひきます。あれはエデンの園なのでしょうか。


料金: 400ドラクマ (1996年現在)
オープン: 9.00〜18.00 (毎日)



「ルサノウ修道院」

ルサノウ修道院
 次がここルサノウで現在は尼僧院となっています。角度によってこの修道院へのかけ橋が見えずまるで絶海の孤島のような趣がありました。

 道路からこの建物のたつ岩に橋がかけられたのは1930年になってから、ということはそれ以前は例のネットで出入りをしていたんですね。


 尼僧院だけあって(?)内部はとても清潔できれいです。売店でレース編みをしている尼僧の方の姿になんとなく感激し、彼女の手作りの可愛い鍋つかみを買いました。2000ドラクマでした。

料金: 400ドラクマ (1996年現在)
オープン: 9.00〜13.00 15.30〜17.00 (毎日)



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「アギア・トリアス修道院」


 メテオラの絵葉書には必ず登場するのがここ。このページの最初の写真がそうなんですが、近づくまで「一体どこから登るのだろう?」と不安になるほどの絶壁です。

アギア・トリアス修道院
 ここで修行をしているたった一人の修道士さんが、入り口でお菓子を配ってくれました。おいしかった。

 小さな修道院の奥にはこれも小さな自家菜園があり、天水(雨水)用の桶やヒシャクも見られます。青々と育ている野菜からは、毎日丹精をこめている様子がうかがえました。


 レース編みも農作業もこの隔絶した高みで行われると、どれもが神への祈りなのだなーと、この畑を見て納得してしまいました。

料金: 400ドラクマ (1996年現在)
オープン: 9.00〜12.30 15.00〜17.00 (水曜日休み)



「アギオス・ステファノス修道院」

アギオス・ステファノス修道院
 メガロ・メテオラから歩くこと1時間、やっとたどり着いたと思ったのに丁度昼休み。わずかな木陰で陽射しをさけて待つこと2時間・・・と、なにしろここを見学するのは大変でした。

 ここはメテオラで最も歴史の古い修道院で、時代の異なる2つの教会を持っています。 ルサノウと同様現在は尼僧院となっていて、清潔な庭に植えられた花々がとても印象的でした。



料金: 400ドラクマ (1996年現在)
オープン: 9.00〜13.00 15.20〜18.00 (月曜日休み)



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カストラキ村の民宿


 今回はカストラキ村の民宿に泊まり(1泊6000ドラクマ)、バスやタクシーを使わずに全行程歩いてみました。が、舗装道路の10数キロはきつくて片足にマメが出来てしまいましたし、その上車でないとお昼を食べに下の村まで降りることもかないません。

 という訳で、修行のため歩きたい方、又はお弁当とおやつを持ってハイキング気分で歩きたい方以外は徒歩でのメテオラ見学はやめておきましょう。

民宿からの眺め

 これは私の泊まった民宿からの眺めです。ギリシア便りにも少し触れましたが、この民宿の奥様もドイツ系の方のようですし、観光客もドイツ語で話をしている人達が圧倒的に多いので驚きました。



費用概算(2泊3日分)

交 通 費
10,400ドラクマ
宿 泊 費
13,100ドラクマ
飲 食 費
3,000ドラクマ
入 場 料
2,200ドラクマ
雑  費
5,000ドラクマ
合  計
33,700ドラクマ (約15,000円)



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