ギリシアの国旗

ミコノス島/ギリシア


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風車の島

 ピレウスから6時間、船が島に近づくと丘の中腹にも海岸べりにもかわいらしい風車が見えてきます。何故この島に風車が多いのかこの日はわからなかったのですが、翌日わけが分かりました。とにかく、風が つ・よ・い! 後でホテルで聞きますと、「1年365日のうち200日以上は強風が吹いている。」とか。道理で。

カト・ミリの風車

「カト・ミリの風車」


 ミコノスでの宿は、波止場から市街地を抜けて10分ほど、この風車や港を一望できるイリオ・マリスです。段差を利用したロビーに民芸調の室内装飾、おしゃれなプールの向こうには真青なエーゲ海が見渡せて・・・。フェリー乗り場からかなり歩きますが、それだけのことはありました。



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「アポロン伝説の島」デロス

 翌朝9時30分の船で、遺跡の島デロスに渡りました。船賃は往復1600ドラクマで、所要時間は40分。ガイドブックには「かなり揺れる」と書いてあるので心配しましたが、今日は波が穏やかで助かりました。(ところが帰りは・・・、大揺れでした)

 神話では、ゼウスの浮気相手レトの妊娠を知った妻ヘラが、嫉妬のため彼女の出産の場所を与えることを神々に禁じた。そこでゼウスはエーゲ海の浮島だったデロスを固定し、レトのお産の場にした。その時生まれた双子が、太陽神アポロンと狩と月の女神アルテミスということになっていますが、この話の裏には一体どんな歴史が秘められているのでしょう?私としてはかなり興味を覚えます。いつかゆっくり調べてみたいものです。

デロス島のチケット

BC7世紀に奉納されたという、大理石のライオン像



デロス同盟

 デロスというともう一つ忘れてはならないのが「デロス同盟」。

 BC5世紀、当時勢力をのばしてきたペルシアに対抗するため、アテネを盟主として結ばれたポリス国家間の軍事同盟のことで、本部がここにおかれたためこの名がつけられています。 この小さな島(面積約3.5k平方メートル)に、ギリシア中の富が集まったというのですから、その繁栄は推して知るべしですね。




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デロス島の遺跡

 入場料1200ドラクマを払い遺跡内に入りますと、赤、紫、黄色、白・・・、一面の野の花が出迎えてくれました。特に真紅のポピーは遺跡のアクセントカラー。あの色は日本の野原ではついぞ見かけない鮮やかさです。

 有名なライオン像を過ぎブラブラと歩いていくうちに、まるで巨大迷路のような石積みの壁の間に迷い込んでしまいました。するとどこからか「グァオ、グァオ」という大きな声。

 鳴き声をたよりに声の主を捜しますと・・・。

 いました、いました。かつての貯水槽の中の水溜まりでカエル達がラブコール合戦を繰り広げていたのです。その声の高さ大きさトーンが微妙に変化していき最後に「合体」となるのですが、自然界のラブコールって迫力ありますね。ウーン、スゴイ。

デロス島の私

 それにしても、数メートルもある大理石の壁は手がかりがあるとは思えず、彼らは一生「あの中から出られないんでしょうね。」と話をしていましたら、急に友人が「まるで私みたい。」とけたけたと笑い出しました。なるほど、「井の中の蛙」ですか。


エジプトとの交流

 遺跡中央にある博物館のカフェでお昼にしました。朝の残りのパンとオレンジそしてカフェ・フラッペ(アイス・コーヒーです)。

 この博物館こぢんまりしてるうえ、両翼の展示室は修理中で入室禁止になっていましたが、その分じっくり鑑賞できました。特に興味をひいたのがエジプト風の頭(ツタンカーメンのマスクのような)を持ち翼も持ったスフィンクス。これを見ただけでもエジプトと交流があったことがわかります。

 もう一つは日本の装飾古墳にも見られる、渦巻きや三角などの魔除けの文様を持った壷や皿などの土器の数々です。アルテミス、スフィンクス、魔除けの文様、と調べたいことがふえました。それらに関してご存知のかた、どんなことでも結構ですので情報をお寄せ下さい。

クレオパトラの家

通称「クレオパトラの家」

 デロス島の最高峰キントス山(標高112m)にも登り360度の眺望を楽しみましたし、モザイクの美しく残る「イルカの家」と「仮面の家」も見てきました。もう2時、そろそろ帰る時間です。



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ペドロはお疲れ


ペリカンのペドロ
 ミコノス島の人気者、ペリカンのペドロ君。一代目は交通事故で亡くなり現在は二代目と三代目が活躍していますが、この日は一羽が道の真ん中に座りこんだまま動きません。

 「He is very tired.」(彼は疲れているのよ。)と皆が心配そうに見ていきます。





スパゲッティーはミコノスで

 ここは魚介類とパスタ類がとてもおいしい。わざわざスパゲッティーと明記したのは他でもない。ギリシア(特にペロポネソス半島はひどかった)でパスタを注文しておいしいのにお目にかかったことがなかったからです。
 茹ですぎのうえソースもまずく、量だけは多いという最悪のパターンがほとんどでしたから、ここのスパゲッティーには全員大感激。「目黒の秋刀魚(さんま)」ではありませんが、「スパゲッティーはミコノスに限る」でした。

 内緒でそのわけをお教えしましょうか。それは、400年ほど前に、イタリア(特にヴェネチア)からの移民がこの島に住み着いたから、だそうです。



 また、あるレストランでカキに似た貝とウニを食べた時の周囲の反応。これは見ものでしたよ。

 「それは何?」という質問には、「お寿司」など日本食を例にだして説明しますが、おもしろいのはゼスチャーでのやり取りです。

 遠くのテーブルからしきりに目で合図を送る人たちがいました。そちらに視線を合わせると、「よくそんな物食べられるね」とオーバーなゼスチャー。こちらも負けずに「おいしいですよ、一ついかが」と身振りで返す。と「ウェッ」といった表情で返してくる、という具合でした。

 こんなやり取りは旅の楽しみの一つ。
 まあこれも国際親善でしょうかね。

スーパー・マリオ?


ところでこのかた「スーパー・マリオ」に似ていると思いませんか?



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パラダイス・ビーチ

 ミコノスはまた、開放的なビーチが多いことでも知られています。ここはヌーディスト・ビーチとして、また船に乗り換えていくスーパー・パラダイス・ビーチはゲイ・ビーチとして、それぞれ有名です。

 そんな情報があるのでちょっとビクビクしながら出かけたのですが、遠くにその種のかたの姿を見かけたぐらいで、全体にはとても上品な雰囲気。本でも持ってきて一日ゆっくりする、そういった楽しみかたをするビーチなんでしょうね。

パラダイス・ビーチ

 水はまだ冷たかったのですが記念に一泳ぎ、午後の船でアテネに帰ってきました。



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