ギリシア国旗

ロドス島/ギリシア


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太陽神に愛された島

 太陽神ヘリオスは海の女神(ニンフ)ロドスを花嫁にと望み彼女に陽光と豊かな植物を与えた、と神話は語ります。太陽神に愛された幸せな島、それがロドス島です。


アクロポリス

リンドスのアクロポリス



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世界七不思議

 BC2世紀、古代ギリシアの数学者フィロンが選んだ当時の「世界七不思議」がこれ。

  • ギザのピラミッド
  • バビロンの空中庭園
  • オリンピアのゼウス像
  • ロドス島の太陽神ヘリオスの巨像
  • アレキサンドリアの灯台
  • ハリカルナッソスのマウソロス王霊廟
  • エフェス(エフェソス)のアルテミス神殿
 ロドスに太陽神の像があったのは前記の神話があったからなのですね、ここに来て初めてわかりました。足の間を船が出入りしていたというヘリオス巨像ですが、建立後しばらくして地震で倒れてしまい破片は売られてしまったとか。


マンドラキ港

 雌雄の鹿が見守る現在のマンドラキ港

 今ではそのゆかりの場所に牡鹿と牝鹿のブロンズ像がたてられています。大型フェリーは隣接した埠頭の発着になりますが、観光船や高速船はこの鹿さん達の間を通りますので昔を偲んでみてはいかが?



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中世の街並み

 14世紀「聖ヨハネ慈善騎士団」によってこの島は対トルコの中心かつ前哨基地として組織され、3世紀にも及ぶ激動の時代の舞台となります。今に残る中世の建物や城壁は彼らが建てたもので船がロドスに近づくとまず眼に入るのが映画のセットのような城壁です。この壁に囲まれた旧市街に入るにはいくつかのゲートがありますが、フェリー埠頭からですとこの「マリン・ゲート」が分かりやすいでしょう。

マリン・ゲート

マリン・ゲート : 「海の門」

 この門をくぐると正面には考古学博物館(十字軍時代には病院)、その横のイポント通りは両側に各国の騎士団の館が建ち並んでいてその紋章を見て歩くだけでも楽しい。



その道をさらに進むと騎士団長の宮殿「騎士の館」があります。

騎士の館

 十字軍の残した物は殺伐としていてあまり好きではないのですが、ここはあちこちから持ってきた(略奪?)らしいモザイクの床とか調度品のおかげでまあ見られました。

 シーズンとあって写真を撮るにも苦労するほど軽装の観光客で溢れた街はまるで遊園地かテーマ・パーク。かろうじて「車止め」などに使われてい丸い石(考古学博物館の中庭にも山積みされている石の砲弾!)がかつては戦の最前線だったこの島の歴史を思い出させてくれているようです。




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ロドスのヴィーナス

 太陽神ヘリオスとロドスの子供たちが築いたと言われる「リンドス」「カミロス」「イアリソス」。この古代都市はエジプトや中東との交易で繁栄していきます。同時に芸術(特に彫刻)もこの島で花開き、BC2世紀頃には後世に残る多くの彫刻作品が産み出されました。

ロドスのヴィーナス

 フランスのルーブル美術館所有の「サモトラキのニケ(勝利の女神)」像、そしてロドス考古学博物館には「ロドスのヴィーナス」と呼ばれているこの愛らしい女神像。



ラオコーン

 騎士の館でこの像を見た時「なんでここに?」と驚いてしまいました。「確かヴァチカンにあったはずなのに」。 そう、この作品もロドスの彫刻家の手によるものだったんですね。


ラオコーン

ヴァチカンに贈った(らしい)という「ラオコーン」のコピー

 ラオコーンはあのトロイ戦争時のトロイ側の祭司(予言者)です。木馬がギリシア軍の策略であると見ぬき城内に入れるなと自軍に忠告する彼は女神アテナの怒りを買ってしまいます(何故ならアテナはギリシア側を応援していたのですから)。この像は、2人の子供とともに2匹の蛇に絞め殺される苦悶の場面を彫り上げたものです。



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リンドス


アテナ神殿

アクロポリスの断崖上に建つ神殿

 ロドスから南へバスで1時間ほど、今も機能している(人が住んでいるという意味です)唯一の古代都市リンドスに着きます。ここでは下手な説明は省きます。修復中で柱が見えないのが残念ですが、ただこの景色を愛でて下さい。



リンドス遺跡
聖パウロ港
列柱の残る遺構
聖パウロ港

 このアクロポリスは3方を海に囲まれていて天然の要塞といったところ、頂上に登ると左手には列柱の向こうに海水浴場にもなっているリンドス港、右手には伝道師パウロが上陸したといわれる鏡のように美しい小さな港が一望できます。



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カミロス

 リンドスが素晴らしかったので、翌日「ロドスのポンペイ」と呼ばれているもう1つの古代都市カミロスに行ってみました。ここは島の西岸、東岸のリンドスの丁度反対側に位置しています。この遺跡行きのバスは1日2便で10:10と13:30、帰りは11:10、14:35、17:05の3便しかありませんので計画されている方はご注意を。

カミロスの遺跡

カミロスの遺跡 : 左に見えているのが「アポロン神殿」

 リンドスが「城塞跡」ならここは「都市(住居)跡」。緩やかな丘の斜面に「メインストリート」を中心にして残る神殿・浴場・住居・店舗の跡は「・・・のポンペイ」と言われる資格があるのかもしれません。ここで私の目をひいたのは家々に水を供給していたという丘の上の貯水槽とその水道設備でした。



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蝶の谷

 6月〜9月、蝶で埋め尽くされるとガイドブックに書いてあるペタルデス。蝶の谷と聞き、北部タイの筏下りで通った谷を思い出しました。この時は倒れている木に衝突して荷物ごと川に投げ出されるというハプニングもありましたが、蝶が乱舞するあの桃源郷のような風景は忘れられません。

蝶の谷入り口
修道院
蝶の谷入り口
展望台にもなっている修道院

 ペタルデスはそのイメージとはかなり異なり、谷と言っても細い川が流れているかなり狭くて急な斜面でした。小川に沿った遊歩道を登りながら鑑賞するのですが、最初は「どこに蝶がいるの?」という感じ。意外と小さくて羽の裏側が黒っぽいため(シジミ貝のよう)とまっていると眼に入ってこないのです。 ゆっくり歩いて1時間、谷を登り切った所にある修道院ではスイカやブドウ、おいしい手作りドーナッツを売っていて一休みには最適です。

 ここへのバスも1日2便で09:35と11:05、帰りは10:15、11:45、14:50の3便です。




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ロドスの宿

 前日16時にアテネのピレウス港を出たフェリーは早朝ロドス港に着きました。宿を探して旧市街を歩いていると、「あなたホテルを探しているの?だったら良いホテルがあるわ」と声をかけてくれた老婦人がいました。「私たち今チェックアウトしてきた所だから」と後ろの夫君を振り向き途中まで案内してくれました。

港の朝焼け

「ペンション・ミノス」から見た港の朝焼け

それがなんと、「屋上からの眺めが良い」とあるので「泊まろう」と思っていた宿でした



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