日本の国旗

花巻(宮沢賢治)



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同心屋敷

 昨晩は、ブラックライトで夜だけ現れるという壁画「未来都市銀河地球鉄道」を鑑賞しました。宿の人から「15分間ライトがつき15分間は消えます」と聞かされていましたので、ライトアップされる瞬間を見たいとずーっと見ていましたのにいくら待っても壁画は消えない。1時間であきらめて宿に帰りましたが、あれはサービスだったのでしょうか?

(花巻駅北すぐ 19:30〜22:00 / 冬は18:00から)



同心屋敷
 「さあ 今日はどこへ行こう。」と地図を見て決めたのが同心屋敷。江戸初期の同心組みの住居で文化財として保存されている、といわれても「同心組」という言葉の意味自体良く分からないのですが、こういった古い建物、大好きなのです。

 同心屋敷の駐車場に車を停める時、何やら標識が目に入ってきました。まるで私を誘っているようです。

「何々、賢治詩碑入り口? ウーム、これは行けということかな」


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ここにも光太郎が!

 こんもりとした林に向かってしばらく歩くとなにやら前方が輝いて見えてきました。
 「アッ」。明るく輝いて見えていたのは遠くの北上川と眼下に広がる水田が太陽を反射していたからでした。

賢治詩碑
 そう、ここは賢治が羅須地人協会を開き、農業の指導や芸術活動を行ったまさにその地。今は高村光太郎 揮毫の(筆による)「雨ニモマケズ」の碑がその場所である事を教えています。

「エッ、ここにも光太郎?」

 この詩碑、脱字の追刻(建立8年後に脱字のあるのを知らされた光太郎は追刻を快諾した、と説明文に記されていました)があるのはご愛敬としましても、「雨ニモマケズ」の碑とはいいながら馴染みの薄い詩の後半部分で、有名な前半部分「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」がないのは寂しい。

 それにしても何故光太郎が揮毫したのでしょうね。疑問は深まるばかりです。


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桜地人館

 駐車場に戻る途中でこの可愛い標識を見かけ、(どうして先ほどは気づかなかったのでしょう)せっかくだからと標識の示す「桜地人館」に寄ってみる事にしました。

 開館直後ということもあって見学者は私一人。展示品を見ていましたら館長さんが来て「時間があるならお茶でも飲んでいきなさい。」と声をかけてくれました。 エー、勿論お言葉に甘えましたとも。

 お茶をいただきながら、甘えついでに昨日来の疑問をぶつけてみますと、

 「賢治は草野心平の紹介で光太郎のアトリエを訪ねた事があるんです。原稿を持ってね。でもかたや大彫刻家、かたや無名の田舎青年ですから光太郎の記憶にはあまり残らなかったようです。賢治の才能を認めたのはその没後で、1936年(昭和11年 光太郎53歳)に賢治の詩碑の揮毫をしています。宮澤家とはその頃からの付き合いではないでしょうか。」

可愛い道標

 その縁で宮沢家に疎開してきて、あの山荘暮らしへとなったんですね。
 「光太郎の風呂おけ」のコーナーで予告しました、同心屋敷−賢治詩碑−桜地人館のラインが無事繋がりました。賢治と光太郎との関係もわかったし、これで一件落着。メデタシ、メデタシ。



桜地人館(0198-23-6591)

開館時間:9:00〜16:00
休館日:12月16日〜3月14日
入館料:一般 250円 高校生 150円 小・中学生 100円
交通:東北本線花巻駅より 宮沢賢治詩碑行きバス15分、終点下車徒歩15分
東北新幹線新花巻駅より タクシー15分


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