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道立北方民族博物館

 何気なく寄った小清水原生花園のトイレに、RayBan(サングラス)を置き忘れ。すぐ気づいて戻ったのですが、既にありませんでした。今日は旅の疲れも出てくる3日目。「事故でなく良かった」と思うことにしましたが、持ち帰った方、どうか大切に使って下さいね。

道立北方民族博物館

水鳥が羽を広げた形状の建物。中央部分は円錐形テントのイメージ。

 そんな紛失事件もあり、ちょっとブルーな気分での網走入りでしたが、国指定史跡「モヨロ貝塚」や資料館などを見学し、天都山にあるこの博物館に着いた頃にはいつもの好奇心に置き換わっていました。ここは、イヌイット(エスキモー)からスカンディナビアのラップまで、北方諸民族の文化と歴史を紹介する博物館。さあ、どんな知識が得られるのでしょう。



 "北のファンタジー"と名づけられた展示室のアプローチには、北極圏を中心にした地球が配され、入館者を北方民族の世界へと誘ってくれます。 スポット照明で展示物を浮かび上がらせた薄暗い館内は、異文化の世界へ時空超えて旅するにはピッタリの演出です。

展示室入り口
 展示は、言語・衣服・食・住居・生業・精神世界に分けられ、各民族の比較が分野ごとにできるようになっています。日用品や精神世界に垣間見られる共通性、衣類・住居に見える多様性など、見学者により様々な発見が出来そうです。



 興味深かったのは「北方の精神世界」のコーナーです。自然界総てのものに霊魂の存在を見るアニミズミム。私の中にもそれと同調するものがあるので、シャーマンが神々と交信するために用いた衣装や仮面や楽器の展示を前に、引き込まれそうな畏れとときめきを感じてしまいました。

 感心したのは、食のコーナーにあったクッキング・ボックスです。木箱に水と材料を入れ、その中に焼いた石を入れて調理をしたのだとか。この箱は一枚の板を曲げて作られているそうで、その手法にも2度ビックリ。これって秋田の曲げわっぱにも繋がる技術ですよね。




開館時間 : 09:30〜16:30
休館日 : 月曜日、年末・年始(12月29日〜1月3日)

入館料 : 大人300円 大学生100円 小・中・高校生は無料です

TEL : 0152-45-3888
住所 : 網走市字潮見309-1



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博物館網走監獄

 北方民族博物館見学後、西側にどんどん山を下っていくと博物館網走監獄に出ました。昔、この門の前で記念写真を撮ったことがありましたが、こんな山の中ではなかったように記憶しています。それもそのはず、ここは網走刑務所の建替えに伴って、当時の姿そのままに移築・復元・再現された、博物館としての"網走監獄"でした。

博物館網走監獄

博物館のシンボルとして、原寸大で制作された網走刑務所の正門

 裁判所法廷・放射状舎房・浴場・独居房・・・等など。敷地は広く見所も多いので、効率よく見て回るためにはもらった地図を参考に、"早回りコース(40分)"か"普通コース(60分)"のどちらかを選んで見学をはじめて下さい。

 特に時間を割いていただきたいのは、受刑者の記録や資料を集めた行刑資料館です。北海道には、全国から囚人を集めて開拓を進めた、という暗い歴史があります。 厳しい自然状況の中、非人道的な環境で強制労働をさせられ(又は死んでいった)彼らの、生々しい姿が資料から浮かび上がってくるでしょう。



 「囚人を使えば工賃は半分以下、酷使して死んだとしても一般人に比べれば責任は軽く、監獄支出の減少にもなり好都合」だから「北海道開拓のため、大いに囚人を使うべし」 (山谷一郎著「網走刑務所」より)

博物館網走監獄

道路開削にも使われたのでしょうか
休泊所 : 別名「動く監獄(たこ部屋)」
 との明治政府の方針の元、北海道開拓の急務、中央道路開削に使役する囚人を収容するため、明治23年に釧路監獄の分監として開設されたのが網走監獄、だったとは。

 資料館にも解説があったのでしょうが、見てはいても頭には入っていませんでした。

 帰宅してから山谷さんの著書を読んで、資料館で見た「釧路から網走へ向う囚人達」のジオラマが生々しく思い出されました。

 ここに来る前にこの経緯を知っていたら、資料館に並べられた資料の重みがもう少し深く理解できたのに、と思うと残念です。


 翌日通った中央道路の北見峠には、彼ら囚人の惨状を悼み刻んだ慰霊碑が建っていました。中央道路開削の経緯は、こちらでご覧下さい。



開館時間 : 08:00〜18:00(4〜10月) 09:00〜17:00(11〜3月)
休館日 : 年中無休

入館料 : 大人1,050円 大学・高校生730円 小・中学生520円

TEL : 0152-45-2411
住所 : 網走市呼人1−1



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サンゴ草群落地

 網走からサロマ湖方面に向って走ると、一瞬赤い色が視界を横切り消えていきました。どうにも気になり、色の正体を確かめるためUターン。観光バスについて道を辿っていきますと、「ワァーオ!」。眼前には、一面の真っ赤な絨毯が広がっていました。これが話しに聞いていたサンゴ草だったんですね。

サンゴ草群落地

サンゴ草群落地 : 能取湖


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