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北海道


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北海道伝統美術工芸村

 旭川の市街を見下ろす高台にある工芸村は、優佳良織工芸館、雪の美術館、国際染織博物館の3館で構成されています。1400円で共通券を購入し、最初に入ったのは国際染織博物館(TEL : 0166-61-6161)。

 ロビーの大タピストリー「女神の凱旋」からはじまる展示は、ヨーロッパの壁掛けが主なようで、栞にある「古くから交易や戦乱などにより交流・伝播していった東西の染織文化のあとをたどり・・・」と言った、グローバルな流れのようなものはあまり伝わってきませんでした。技法等における影響・変化などを、もう少し解説していただけると興味が湧くのですけれどね。

優佳良織工芸館

優佳良織工芸館 : TEL 0166-62-8811

 解説によりますと優佳良織は「何百色にも染め分けた手紡ぎの羊毛を、北海道の美しい自然と風土をテーマに織り出した」ものだそうで、館内は創作者木内綾さんの作品を中心に展示がなされています。「総て北海道の土と木で作られた」室内は上品で、"流氷""サンゴソウ""摩周湖""雪の紋章"・・・など、木内作品の絶妙のタイトルと相まって、優佳良織を優雅に引き立たせているように感じました。

 ただこちら、直売コーナーが広く充実しているのが難点です。見学者(特にツァーの方々)は「何か買って帰らなくっちゃ」的なエネルギーを周囲に振りまきますし、実は私も「早めに見て回って売店をのぞいて見よう」と思ってしまいましたもの。売店が立派だと作品の鑑賞に集中できず、なんとなく落ち着かないんですよね。



開館時間 : 09:00〜17:30(4月〜11月) 09:00〜17:00(12月〜3月)

休館日 : 4月〜11月は無休、12月〜3月は月曜休館
(但し、祝・祭日と重なった場合は開館)




雪の美術館

雪の美術館 : TEL 0166-63-2211

 共通券を買ってしまったから入ったような雪の美術館でしたが、好奇心を刺激してくれる展示やビデオに時のたつのを忘れてしまいました。私を魅了したビデオの内容は、「世界で初めて雪の結晶の顕微鏡撮影に成功:アメリカの農民ベントレーの話」「世界の六花(雪の結晶)の発見者達」「雪華図説を描いた殿様の話」、他にも面白い話が何本かありましたし、ホールも雪の回廊もとてもきれいで、3館の中ではここが一番楽しめました。



開館時間 : 09:00〜17:30(4月〜11月) 09:00〜17:00(2月〜3月)

休館日 : 4月〜11月は無休、12月〜1月は休館
2月〜3月は月曜日休館(但し、祝・祭日と重なった場合は開館)



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川村アイヌ記念館

 2時間ほどの見学を終えて車に戻りましたが、バッテリーあがりの症状でエンジンがかからない。すぐJAFを呼びエンジンをかけてもらいましたが、「バッテリーを交換しないと。このままで走るのは危ないですよ」とのこと。千歳と連絡を取り、結局ここ旭川で別の車に交換。2時間のロスタイムは痛いですが、故障が山奥でなかったのを感謝して川村アイヌ記念館に向いました。

川村アイヌ記念館

川村カ子(ね)トアイヌ記念館 : 上川地方アイヌの旧家の八代目;川村カ子ト(昭和52年没)が、私費を投じて大正5年に建設した北海道最古のアイヌ資料館。



鮭皮の靴

鮭皮で作られた靴
 館内は萱野さんの資料館より、ややゆったり目に民族資料が並べられています。展示室一角に設けられたチセ(室内)モデルの囲炉裏には、白樺の樹皮で作られた鍋がかかっていました。樹皮製の鍋を火にかけても燃えないのでしょうか!?

 気になったので受け付けで、「実際に使われていたものですか?」と質問しましたら、「自分は使ったことがありませんが、中に水分が入るので大丈夫なようですよ」との返事。



魚皮 : しなやかで防水性が高いので、アムール川やユーコン川など、大河川流域の漁労民が魚皮を衣類などに用いたりするが、北海道では靴以外に魚皮が利用された記録は少ない。(北方民族博物館総合案内より)

 この靴の履き心地、雪道で試してみたいですね。


 今日は「北の国から」のロケ地にもなった十勝岳山麓の露天風呂、吹上温泉に泊まるつもりでしたが、車両トラブルで生じた2時間余のロスはあまりにも大きく、日没前には美瑛までしか走れませんでした。で今夜は、?十年ぶりでユースホステルに泊まることにしました。



開館時間 : 09:00〜17:00 (7月・8月 08:00〜18:00)
休館日 : 年内無休

入館料 : 大人500円

TEL : 0166-51-2461
住所 : 旭川市北門町11




5日目 : 比布温泉〜旭川〜美瑛ポテトの丘スースホステル(泊)。走行距離は74km。


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美瑛の丘

 久しぶりのユースホステル。昔は食後に"ミーティング"と呼ばれる全員集合の会合があって、ここで歌を覚えたりしたものでしたが、ポテトの丘YHでは自由参加の"美瑛の丘のガイダンス"。門外不出のお手製地図を渡され説明を聞くうちに、「せっかくだから美瑛も見ていこうか」と言う気になってきました。

美瑛の丘

"拓真館"の裏手は黄辛子(キガラシ)が満開

 翌朝、まずは足慣らしの"CM(パッチワークの丘)コース"。親子の木、セブンスターの木、ケンとメリーの木、とコマーシャルで有名になった木々を見て回ります。自転車で2時間かかるそうですが、車だと30分ほどでした。次いで向うのは、前田真三さんの写真館、"拓真館"まで遠出する"パノラマ・コース"です。



拓真館

 風景写真家、前田真三(まえだしんぞう)氏のフォト・ギャラリー。と聞いてもどんな写真を撮る方かピンとこなかったのです。でもここで氏の写真を見たとたん「アッ、見たことある」と思いました。 美馬牛小学校の時計台を遠望した"塔のある丘"、雪原に立つ木に月明かりが映える"残月叙情"・・・etc.。どこか懐かしくて温かい、"日本の心"のような風景がここに並べられていたのです。

拓真館
前田真三略歴

1922年 東京都八王子市に生まれる
1943年 戦地へ
1946年 復員
1967年 株式会社丹渓を設立し写真活動に入る
1971年 撮影旅行中、美瑛・上富良野の丘と出あう
1974年 最初の写真集「ふるさとの四季」刊行
1987年 美瑛町に"拓真館"を開設
1998年 心不全により逝去



09:00〜17:00(5〜10月) 10:00〜16:00(11〜4月)

年内無休、入館無料

TEL : 0166-92-3355


 美瑛を出て、「北の国から」の舞台になった富良野の麓郷に寄り、夕張まで走りました。



6日目 : 美瑛〜富良野〜夕張(泊)。走行距離は223km。


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