日本の国旗

東北地方の博物館



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佐井村海峡ミュージアム

 「本州北限の博物館」という触れ込みにひかれて、 青森の秘湯巡りで下北半島の温泉を訪れた時に立ち寄りました。佐井村の複合文化センター「津軽海峡文化館アルサス」、1階は仏が浦への観光船乗り場や特産品の売り場で、博物館は2階になります。

佐井村海峡ミュージアム
 2階に上がるとロビーでは「命を救った手縫いの赤十字」という日露戦争時の従軍医師「三上剛太郎展」を開催していました。

 攻撃寸前の仮包帯所に「手縫いの赤十字旗」を掲げ、敵味方の区別なく負傷兵の治療にあたった三上医師。佐井村に生まれ辺地医療に尽くした彼の「ヒューマニズムの証」のような旗と逸話ですね。


 目的の海峡ミュージアムはその奥の1室、4階にわたる各部屋に展示品が所狭し、と並んでいた稽古館とは異なり確かに可愛らしい展示コーナーです。



 古い衣装や焼き物が好きなものですから、入り口付近に展示されていたこの服をジックリ眺めていましたら後ろから「これが当博物館の宝、蝦夷錦なんですよ」という声。閉館間際でしかも見学者が私1人とあって受け付けの女性が展示品の説明を初めて下さったのです。

蝦夷錦

蝦夷錦
 「300年ほど前この村は青森ヒバの積出港としてそれは繁栄していました。当時鎖国中でしたが北の港は開いていてこの様な高価な蝦夷錦なども大陸から輸入していたようです。

 ヒバは成長は遅いものの(杉の約2倍)耐久性・耐水性に優れ防腐効果もあり丈夫で香りが良いため・・・・」とのお話しについ

 「ちょっと待って下さい」 プレイバック

 それはまるで「レバノン杉と レバノンの関係みたいですね」と口を挟んでしまいました。


 エジプトのピラミッドやミイラ作りに、ソロモン王の宮殿建造に欠かせなかったレバノン杉。楔形文字からアルファベットへの変化を促がしたレバノン杉交易。それとはスケールが違いますが、ヒバの特性や交易で富が集まり文化の発展や争いの原因になったことなど人間の動きとしては良く似ています。



開館時間 : 9:00〜16:30 ・ 9:00〜16:00(10月〜3月)
休館日 : 月曜日・年末年始(12月28日〜1月4日)

入館料 : 大人200円 高・大学生100円 小・中学生50円

TEL : 0175-38-4513
所在地 : 青森県下北郡佐井村字大佐井地先



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六ヶ所原熱PRセンター

 青森から下北半島の"かっぱの湯"に向かう途中のドライブインで、「帰りにここに寄りなさい」と勧められました。 「見て、触れて、体験できる」をテーマにしているだけあって二層にわたる原子燃料サイクル施設体験プラント(工場の主要部分を実物大の模型で再現)はなかなかのものでした。

六ヶ所原熱PRセンター

 「中央の屋根は伸びゆく若葉が宇宙からエネルギーを吸収する姿を、タワーの回りは"原子力燃料サイクルの輪"をイメージ」したものだそうです。 かなりお金をかけた、であろうこの施設の入場は無料!



開館時間 : 9:00〜17:00 ・ 9:00〜16:00(12月〜3月)
休館日 : 毎月最終月曜日・年末年始

入館料 : 無料

TEL : 0175-72-3101
所在地 : 青森県上北郡六ヶ所村大字尾鮫上尾鮫2-42



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稽古館

 青森のページでも触れていますが、この武道場のような名を同名の友の会誌で知り、上品で洗練された構成とそして何より手仕事の生活用具に対する愛情溢れる編集姿勢にゾッコン惚れ込んでしまいました。

 青森県信用組合のビルの一角にあるこの館に一歩足を踏み入れた途端、感激やの私はジーンときてしまいました。館内には北国の人々が生活の中から生み出し、創り、使い続けてきた物たちがズラッと大切そうに並べられています。愛する家族が少しでも寒い思いをしないように、又安全にとの願いを込めて刺された"こぎん"の着物は、その一刺し一刺しが見る人に語りかけているような気さえします。

稽古館展示品

アイヌ玉 : アイヌの生活用品も展示されています

 ここには人の優しさとぬくもりがあります。目を向け手を差しださなければ消えていってしまう民具を、きちんと系統的に集めて見せて下さった方たちに本当に「ありがとう」と言いたい。ありがとうございます。



開館時間 : 9:30〜16:30(入館16:00まで)
休館日 : 木曜日・年末年始

入館料 : 大人600円 高校生300円 小中学生100円

TEL : 0177-39-6422
所在地 : 青森県青森市浜田字玉川207-1



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棟方志功記念館

 「わだば日本のゴッホになる」と語っていた志功。各地に彼の作品を展示した美術館はありますが、故郷青森の記念館なら「志功の作品が年代順にみられるだろう」と期待して青森へ出かけました。

棟方志功記念館
驚いても オドロキきれない

喜んでも ヨロコビきれない

悲しんでも カナシミきれない

愛しても アイシきれない

    それが板画です




"板の声を聞き板の命を彫り起こす"

だから志功の版画は「版」画ではなく「板画」。

 池に浮かぶ校倉造りの建物、記念館は日本庭園の中にありました。「少ない作品をじっくり見ていって欲しい」という志功の遺志で館内の展示品は30点ほど。木に顔をこすりつけるような独特な仕事中の姿、また中国の壁画に想を得たという「華狩頌」(心で花を狩る)なども見たかったのですが、残念。

棟方志功記念館

故人の遺志を踏みにじるようで申し訳ないのですが、 「もっと作品を見たい!」



棟方志功記念館

青森市松原2-1-2
TEL : 0177-77-4567



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三内丸山遺跡

 三内丸山遺跡は青森ICを降りてすぐ、10分もあれば入り口に立てます。受け付けでは簡単な説明付きの地図をくれますので一人でも回れますが、時間に余裕のある方や詳しい説明が聞きたい方には三内丸山応援隊(ボランティア・ガイド)が1日8回無料で遺跡内の案内をしてくれます。

大型掘立柱建物

大型掘立柱建物

 三内丸山のシンボルのような大型掘立柱建物。復元の際の「建物説」「非建物説」、また「建物説」の中でも「屋根があった」「なかった」と議論が白熱、全国ネットで流されましたので三内丸山を知らない方でもこれは「どこかで見た」ことがあるでしょう?



日本最大級の土偶

高さ32cm:日本最大級の板状土偶

 遺跡内にある展示室には出土品の数々が並んでいます。広範な交易ルートを想像させるヒスイや黒曜石、多量に発見された栽培植物、従来のイメージを変えざるを得ないような編布・ポシェットに装飾品。縄文人のファッション・コーナーでは復元された衣装を自由に試着できるようになっていました。コントラストのはっきりした大胆な模様の施されたドレスは、現代でも充分通用しそう。



三内丸山応援隊

TEL : 0177-66-8282



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大湯環状列石

 かなり前からこれを見たいと思っていました。環状列石・ストーンサークル、石という文字から勝手に巨石文化の遺構を連想していましたし、間近で見られると思い込んでおりましたら・・・・。柵で囲まれた遺跡の範囲は野中堂環状列石が径42m、万座環状列石が径48mと大きいものの(でも2つあるとはビックリ)使われている石自体は予想より小さなものでした。

大湯環状列石
日時計のレプリカ
大湯・野中堂環状列石
日時計状石組みのレプリカ

 柵の中には入れないので文化財管理センター前のレプリカの写真を添えました。見れば見るほど不思議な石組みで体がゾクゾクしてきます。「墳墓」「日時計」「祭礼用」と様々な学説があり今のところ「墳墓」説が有力なようですが、中央の石を雌しべにたとえた女石説、男根だという男石説などもあり興味はつきません。

文化財管理センター

大湯環状列石 : 鹿角市出土文化財管理センター



開館時間 : 9:00〜16:30
休館日 : 月曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)

入館料 : 無料

交通案内 : 十和田ICから10分、
JR花輪線鹿角花輪駅下車、バスで25分・十和田南駅下車、タクシーで25分

TEL : 0186-37-3822
所在地 : 秋田県鹿角市十和田大湯字万座13



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