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東京の博物館 |
「アレクサンダーのコイン」に会いたくて、ここならあるはず、と訪れました。古代のコーナーに、装飾品のように配置されて地中海周辺のコインの中に1枚、あることはあったのです。でも、それだけ。本当はB.C.7世紀頃、リディアという王国で造られたのが最初、というコイン史が知りたかった。コインの発明(とは言わないかな?)が、その後の地中海世界やギリシアのポリス国家の一角を見えない所でジワジワと変容させていったのですから、興味がひかれる話ではありませんか。
コイン史はなかったもののメイン展示「日本貨幣史」は見ごたえがありました。私たちは「小判」と聞くと時代劇で見る「千両箱」をつい連想してしまいますが、小判にも時代により幣制により色々な変化があったのですね。中世の黄金の輝きに、しばし浮世の憂さを忘れてみるのも良いかもしれません。 珍しい貨幣コーナーでは、石貨・分割銀貨・腕輪状貨幣・多角形コイン、そしてカタンガの十字貨幣・・・。戦後インフレがすすんだ各国の高額紙幣の展示コーナーには、ソビエトの100兆マルク札や、100億兆という天文学的なハンガリーの紙幣(単位は忘れました)などが並び面白いですよ。 |
入館料 : 無料
TEL : 03-3277-3037
所在地 : 中央区日本橋本石町 日本銀行分館内
http://www.imes.boj.ne.jp/cum/
「ヨーロッパ拷問展」-人類の権利・自由を考える-という新聞の案内を見て思わず出かけてしまいました。「中世の宝石」おとぎばなしの舞台のように美しいローテンブルク(ドイツ:ロマンチック街道)と、そこでふらりと入った「中世犯罪博物館」の展示品とのギャップを思い出したからです。
お茶の水駅下車、駿河台口から徒歩5分、創立100周年記念大学会館内にこの博物館はあります。通常は無料で日本の刑事関係、捕具・拷具・刑具、そして文書や江戸時代の高札などの資料、の展示が見学出来るそうですが、この日は特別展の入場料1000円も取られたのに常設展示がかけらも見られずガッカリ。 さて、特別展です。見かけはちょっと滑稽ですが精神に強いダメージを与える「拷問用の樽」やブタ・ロバなどをかたどった鉄製の「辱めの仮面」。確実に死に至らしめるための「鉄の処女」。
形は変わってもまだ世界のあちこちで権力維持の暴力がまかり通っている現在。どうしたら良いのかはわかりませんが、少なくともこれらの事実から目をそらせてはいけないのだと思うのですが、どうでしょう? |
入館料 : 無料
TEL : 03-3296-4431
所在地 : 千代田区神田駿河台1-1
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