日本の国旗

南紀の温泉



Control Buttons 最初へ 前へ 次へ 最後へ

湯の峰温泉

 歌舞伎でも有名な"小栗判官蘇生の湯"。一体どんな代物か、興味津々で出かけました。熊野詣の湯ごり場だったという湯の峰は、山間にひっそりと佇んだ情緒溢れる温泉でした。

つぼ湯
さて、小栗判官とは?

 毒を盛られて重い病となった小栗(一説には毒殺)が、熊野権現の霊験あらたかなつぼ湯に入って全快。これに絶世の美女照手姫が絡む……というお話ですが、詳しくは歌舞伎の解説書にお譲りします。

 論より証拠。温泉の中ほどにある共同浴場で料金260円を支払い、まずはつぼ湯へ。湯の谷川にかかる橋(その名もつぼ湯橋)のたもとの掘っ建て小屋、これがそう。

 入浴したと思いましたら、外に人の気配。慌てて着替えて共同浴場に戻ると、管理人さんに「靴を外に出しておかないからだよ」と言われてしまいました。「??」。


 「どうしてわかったの?」と聞くと「橋の下のカメラで監視しているんだよ」とモニター画面を見せてくれました。交代制の為あまり長湯は出来ませんが、皆さん「履き物は必ず外に!」それが「ただ今入浴中」の合図になります。



つぼ湯

つぼ湯内部
 浴槽は二人がやっと、という大きさの窪みを持った自然石。すり鉢状になった底部分からはコンコンと熱目のお湯がわいています。お湯を通して自然の恵みが伝わってくるような、とてもリッチな入浴感を味わえました。

 この時は青みがかった乳白色でしたが、「1日に7度色が変わる」と言われているお湯です。それが事実かどうか気になるところ。管理人さんに断って翌朝も覗いてみました。

 「本当!」。透明感のあるエメラルドグリーンのお湯に変わっていました。不思議。これは天からの贈り物以外の何物でもない。昔から人々が大切に守り、伝説まで出来てしまった、というのがうなずけます。


 ご注意!:すり鉢状のスベスベとした石肌は滑りますし、最初はかなり熱いですからドボンと飛び込まないようにね。



あづまや

 共同浴場の向かいに建つのが「日本秘湯を守る会」の宿「あづまや」。古い木造建築の暖かさ、お湯の良さ、そしてお料理。「温泉湯豆腐」「かぼちゃの蒸し物」などなど、食膳に並べられたお料理の一つ一つに工夫が感じられてとてもおいしい。「もう一度行きたい」宿の一つとなりました。

あづまや

 槙の浴室は朝と夜で男女が入れ替わり、この写真は夜は男性用となっていた大浴場の朝の姿。正面のドアは90度はあるという、源泉を引き込んだ蒸し風呂の入り口。水をかけながら入らないと5分ももたず、この小部屋で自然の威力を実感してしまいました。「スゴイ!」。日帰り入浴に関しては調べてきませんでしたが、この蒸し風呂は是非体感していただきたいものです。



入浴料 : つぼ湯260円 薬湯300円

TEL : 07354-2-0074

あづまや : 07354-2-0012



Control Buttons 最初へ 前へ 次へ 最後へ

湯ノ口温泉

 「トロッコ電車」に乗りたくて湯の峰を出て湯ノ口温泉に向かいましたが、片側が切り立った狭い山道は人家も少なく、進むほどに不安が募ります。いつもの事ながら「湯ノ口温泉」の標識が見えた時には「助かった」と思いましたね。

清流荘

 トロッコ列車が発着するのは公共の宿「清流荘」。受付で聞くと始発便が出たばかりとか。車でも行けるそうですが、ここまで来たからにはトロッコに乗らなくっちゃ。次の便まで「清流荘」のプールとお風呂に入って待つことにしました。



 1時間後、清流荘の駐車場上にある駅舎へ。セット乗車券を買ってホームに出ると、いました、いました。定員8人のツートンカラーの客車は、まるで遊園地のお猿の電車のように可愛い。

トロッコ列車
 写真を撮ろうと先頭車両に乗り込んだのですが、出発するなりトンネルの中。それにものすごい振動で、とても写真どころではない。

 「トロッコ列車」というと景観の良い黒部渓谷のものしか知りませんでしたが、ここは紀州鉱山の坑道を再利用した「坑内電車」。そう、景色が楽しめないモグラ電車だったんです。

 時速6キロで坑内を走るゴトゴト電車。でもこれが、童心に返らせてくれるのか、意外と楽しい!


清流荘発
09:00
10:40
13:10
14:40
16:10
湯元発
10:10
11:50
14:15
15:45
17:00

 片道運賃 大人100円、小人50円。片道約10分。湯ノ口温泉の入浴料は300円。往復券と入浴券をセットで購入すると割り引きになりお得です。



湯ノ口温泉

 地下1300mから湧き出す46度、弱食塩泉のお温はリューマチ、婦人病に効くそうですが、この環境ですから森林浴効果も期待できそう。トロッコを降りてから次の便までの1時間が入浴時間?ですが、時間に余裕のある方は一便遅らせ、食堂で郷土料理でも味わっていかれたらいかが。



入浴料 : 大人300円 子供100円

TEL : 05979-7-1126



Control Buttons 最初へ 前へ 次へ 最後へ

太地と橋杭岩

 捕鯨で栄えた港町、太地に出ます。ここで見ていただきたいのは勿論「くじらの博物館」。近くにある国民宿舎「白鯨」ではクジラ料理も食べられるそうですので(私は苦手なので行きませんでしたが)ご記憶下さい。

太地

「クジラ博物館」は 「ミュージアム of 博物館」で紹介しています。



橋杭岩

 42号線をなおも南下していくと、海の中に不思議な造型が見えてきます。寄るつもりはなかったのですが、やはり「一見の価値あり」かと車を降りて見てきました。この時は引き潮で、岩の近くまで歩いて行かれましたが、絵葉書など見ますと海中(満ち潮時)にある方が神秘的なようですね。

橋杭岩

弘法大師と天の邪鬼との伝説の残る橋杭岩


Control Buttons 最初へ 前へ 次へ 最後へ


南紀編

「南紀編」の続き
日本編

「日本編」に戻る
海外編

「海外編」に戻る

Valid HTML 4.01 Transitional