韓国国旗

韓国


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慶州(Kyongju)

 「屋根のない博物館」とも呼ばれている慶州。町を歩くとあちこちでミニ若草山のような古墳に対面し最初はビックリ。商店街のビルを過ぎると一つ、路地を曲がると一つ、といった具合にです。町の中に古墳が点在しているというより古墳の隙間に道を通し家やビルを建てた、といったほうが当たっているかもしれません。 そう緑の繭玉のような古墳群の中に慶州の町があるのです。

古墳公園(コブンコンウォン)

 というわけで慶州観光はまず町の一角にある古墳公園からスタートです。

古墳公園

 町の中心から歩いても数分のこの公園、期待に胸膨らませて入り口に着いた途端ガッカリしてしまいました。「何故?」って。広い駐車場には観光バスが並び、今着いたばかりのバスからは小学生や中学生の団体がゾロゾロと園内へ!

 そのかしましさは何処の国も同じ、しかも金の冠や装飾品の出土で一躍有名になった「天馬塚」の前で集合写真です。これでは写真も見学もままなりません。慶州ではどこに行っても遠足か修学旅行と思しき幼稚園から高校生までの団体に悩まされ続けてしまいました。シーズン中の京都や奈良もここと同じ?




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瞻星台(チョムソンデ)

 新羅時代の643年に建てられたという東洋最古の天文台「チョムソンデ」は古墳公園の裏手にあります。公園で懲りていたので修学旅行生の立ち去るのを確認して園内へ。今度はゆっくり写真が撮れました。

瞻星台

 「瞻星台」という字を見て難なく「せんせいだい」と読めたあなたはきっと漢字博士。読めなかった私は漢和辞典のお世話になってしまいました。調べてみましたら「瞻」(せん)は「見る。見上げる」という意味で、対語になっている俯瞰の「瞰」(かん)は「下を見る」という意味なんですね。お勉強になりました。

 蛇足ながらこの塔、先日訪れたシリアの パルミラ遺跡にあった塔墓ととても雰囲気が似ているので敢えて同じアングルで撮影してみました。お時間のある方比べてみて下さい。




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国立慶州博物館

 「天馬塚からの出土品や新羅王朝の美術工芸品の豊富な展示」、ということで楽しみにして行ったのですが・・・。ここでも館内を埋め尽くす各種学生の、しかもチョットお行儀が悪い集団に遭遇。

 缶ジュース片手に歩き回るは撮影禁止の館内でおおっぴらにフラッシュをたく。そして展示品を見もせずにただ列を乱すまいと平気で人にぶつかってくる子供たち、その姿はまるで蟻かイナゴの行進。それに対し引率の先生方が何の注意もしないのには 「何故?」

国立慶州博物館

 宝冠の前で「いいのかな?」と試みにカメラを出した私に 「ノーフォト!」 と注意しに飛んできた係員。その彼が隣でしきりにシャッターを押す小学生には見て見ぬふりしているのですから 「それは無いでしょう」。

 この国では日本以上に子供たちは甘やかされている(大目に見られている)のでしょうか。それとも彼らが特別だったのか、今の日本の小中学生も同じなのか?




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仏国寺(プルグクサ)

 町の中心からバスで30分 「雲を飲んで吐く」 という吐含山の麓には仏国寺、そして山頂付近には石窟庵があります。かつては壮大な伽藍を誇ったという寺院ですが残念なことに16世紀末の 「文録の役(壬辰の倭乱)」 でそのほとんどを焼失、再建後の現在の規模は当時の10分の1とか。

仏国寺

紫霞門に向かう2段構えの橋 : 白雲橋と青雲橋

 戦火を免れた天界と俗世を結ぶ2つの橋。以前はこの橋を登って天界にあたる境内に入ったのでしょうが、保存のため現在は使用禁止、入り口は寺院右手にあります。紅葉を期待しての訪問でしたが木々の葉はやっと色づき始めた程度。紅葉に色どられたこの橋の写真を撮りたい方、見頃は10月下旬からのようです。

 ここの回廊も各伽藍も柱の一本づつにペイントしてあってとてもカラフル。日本・韓国両国で英語を教えていたという知り合いのカナダ人は双方の建築物を評して 「日本はモノトーン(白黒)、韓国はカラー」 と言いましたが 「ナルホド」。




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石窟庵(ソックラム)

 世界文化遺産にも指定されているこの庵へは仏国寺から直行バスが出ています。本数があまり多くないようでしたので時間のない方は最初にここを見学なさって下さい。紅葉の始まった山に分け入る1キロほどの参道は高尾山を思い出させる楽しいプロムナードですが拝観は・・・・、パンダ舎なみの行列でした。

 8世紀に建立された後、仏教弾圧で人々から忘れ去られ長い眠りについていました。20世紀に入り、いばら姫の眠りを破った王子の役目をになったのは郵便配達人。発掘されたその時から崩壊への道を辿らざるをえないのはポンペイはじめどこの遺跡にも共通した悩みのようです。

石窟庵

 意味深な「雲を飲み込んで吐く」という山の天然の湿度調整機能が崩されたここも今では現代の空調設備に守られ、ガラス越しにしか内部を見ることができません。庵に入った途端、宇宙船のような巨大なカプセルに納まったギリシアのアレクサンダー大王とその父フィリップ2世の墳墓を思い出してしまいました。

 「空間の芸術」と評されている庵ですが、窟室に安置されたご本尊の釈迦如来像(視線を東の海に向けているそうです)や羨道の仁王像、前室の八部衆像などから構成されている空間の中に身を置くことは不可能なのです。残念ですね。




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アカすり

 韓国と言えば"アカすり"。2日目の夕方、夕陽の写真もそこそこに早めに宿に帰り近くの木浴場(銭湯)に出かけました。入浴料2200ウォン(約300円)を払い、"アカすり・マッサージ"をお願いして浴室へ。浴室は中央に長方形の浴槽、その奥正面に玉ジャリをひいた2種類のサウナ、そして壁際の低い囲いの中には”アカすり”用のベッド。

 シリアで入ってきた「トルコ風呂(ハマム)」のマッサージを想像していたのですが韓国のはちょっと違いました。背中から始まったアカすりは体をあちこち返されて全身くまなく。その後各種のローションをふりかけてマッサージ。これで終わりかなと思ったら今度は顔にキュウリパックそして又アカすりとマッサージとこちらが恐縮してしまうほどタップリ時間をかけて磨いてくれます。使い古された言葉ですが「病み付きになりそう!」

古墳群を染める夕陽

古墳群を染める夕陽

 でも皆さんいくら気持ちが良いからといって毎日はしてはいけないって、ご存知? これは帰りの飛行機で隣席になった、日本語ペラペラの趙さんに聞いたのです。「あれは1週間に1回以上しては駄目よ。皮をはがしちゃうんだから」だそうです。ちなみに彼女のお薦め韓国土産は、アカすりタオルと朝鮮人参の粉末でした。

 アッ、忘れていました。マッサージとキュウリパック込みの料金は30,000ウォン(約4000円)。エステサロン風のところですともう少しお高くなるものと思われます。




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