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テオティワカン

 「神の都」テオティワカン。シティの北バスターミナルから約1時間、起伏のない乾いた大地の真っ只中でバスを降ろされました。古いガイドブックにはこの「入り口付近に博物館がある」となっていますが、現在は太陽のピラミッドの東側出入り口近くに移されていました。

太陽のピラミッド

テオティワカン : 太陽のピラミッド

 この時代かなり広範囲に(ユカタン半島まで)行き来していたようで、黒曜石・ヒスイなど石の加工品や陶器の展示を見ると、それらを交易品にしてテオティワカンが富を貯え勢力を拡大していった様子がうかがわれます。



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死者の大通り

 周辺を山々に囲まれた盆地に広がるテオティワカンはそう目立った城壁もなく、軍事力ではなく工業力を背景にして繁栄した平和な国家なのだと想像できます。数日後、もう一つの大型遺跡 モンテ・アルバンを訪れた時、「何か違う」と感じたのはその対象的な立地環境。後者はオアハカ盆地にそびえる丘の上に立っていて、防御も考慮に入れた都市作りをしているように思いましたもの。

テオティワカン

太陽のピラミッドとケツァルコアトルの神殿に続く死者の大通り

 ケツァルコアトル(羽毛のある蛇)の神殿から月のピラミッドまで約2キロ、早足でも30分はかかるでしょうか。ピラミッド頂上からの眺めは雄大かつ模型通りで、山々に囲まれているというその環境が良く分かりました。この広大な遺跡、両ピラミッドの登り降りに博物館を含めますとかなり歩くことになります。途中で挫折しないよう足ごしらえ、腹ごしらえ、飲料水の準備をお忘れなく。



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ソチカルコ

 シティの南、アカプルコへの道の途中にあるこの遺跡にそう期待はしていなかったのです。けれど付属博物館の展示品、巨大な石造栓抜きを見てにわかに興味が出てきました。リング部分に浮き彫りをほどこしたこの栓抜き、その正式名称は「ボール・ゲームのターゲット」。

ソチカルコ

 丘の斜面に広がる遺跡は防御を固めた山城の雰囲気。栄華を誇った テオティワカンの謎の滅亡の遠因は、その交易ルートを遮断したソチカルコなどの新興勢力だったのではないか、という仮説があります。城塞の様な遺構を歩いているうちにその仮説が真実味を帯びて迫ってくるような気がしました。



球戯場

 斜面の下に見えていた気になる四角い石囲い、それが球戯場でした。近づいてみますとその両壁にあの栓抜き。取っ手だと思っていたのは壁に固定するために埋め込まれる部分だったようです。

ソチカルコ

球戯場とターゲット
 「球戯は神聖な宗教儀式で、対抗チームのどちらかが生ゴム製のボールを輪にくぐらせたらゲームセット。それは首をはねる時を意味し、その血は豊穣を祈るため大地に捧げられた」
と横の解説板にあります。

 首を切られるのは「勝者」「敗者」という両説があってどうやら「勝者側の主将」という説が有力らしのですが、真相は不明。いずれにしましてもこれ以来「ボール・コート」の存在が気になって、各遺跡を訪れるとまず球戯場を探してしまいました。


 山頂にあるマヤの神官が彫刻された神殿は、中央高原とユカタン半島のマヤ文明の関連性を研究する重要な遺構とされていますし、人類学博物館に展示されている「戦士の柱」は太陽との深い関わりを示す貴重な遺物と記されていました。歴史の谷間に沈んではいますが、ここは予想以上に重要な遺構だったようです。



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カカワミルパ鍾乳洞

 ソチカルコの近くには世界有数の規模という鍾乳洞があります。全長約4キロのコース見学はスペイン語のガイド付きで所要1時間〜2時間。入場は30分毎で料金は15ペソ(2$)でした。鍾乳洞というとお腹を擦るような狭いイメージがありますが、この洞内は広く(見学者と比較してみて下さい)天井も40M前後と高い。

カカウアミルパ鍾乳洞

入り口付近から洞内を見る

 全体的に照明を落としているのは神秘的で良いとして、スポット・ライトまで暗いのはいただけません。要所ではガイド氏が懐中電灯で照らしてくれますが、それではちょっと物足りない。せっかくの天然の造形、彼らは自分では輝けないのですからもっと光をあてて欲しいものです。



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