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ミャンマー |
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タラバー門をくぐり、最初に向かったのは川岸に建つというブーパヤ・パゴダ。3世紀に建てられたとの伝承があるそうですが、本当でしょうか。まあこの卵型の外観からして、かなり早い時期のものとは言えそうです。 パゴダの横に立つと、眼下にはエーヤワディー川がゆったりと流れています。
このダルマさん(もどき)は何だろう? 気になります 「アラッ!」右下に見えているのは、昨日降り立ったあの場所ではないですか。では、船から見えていたのは、このパゴダと周辺の寺院の尖塔だったんですね。この場所に船が着くと知っていたら、もう少し注意して下から写真を撮るんでした。 |
インドのブッダガヤにあるマハボディ寺院を模した塔 四角錐のこの塔、丸っこい塔が主流のバガンではひときわ目立っていました。近寄ると一面に装飾が施されていて、何とはなしに異国情緒が漂います。それもそのはず、ここはインド東北部、お釈迦様が悟りを開いたと言うブッダガヤにある寺院を模したものだとか。本家マハボディ寺院は紀元前3世紀(289年)、かの有名なアショーカ王の建立です。 |
オールドパガンの東南の角に立派な博物館があり、中には出土品や寺院の模型、各時代の仏像などが展示されています。バガンの寺院群、その成立の背景を語る石碑の数々と、仏陀の108の転生を表した仏足石、これらは中でも光っていました。バガン朝の精神生活が垣間見られるこの施設、入館料が5ドルと高いし、展示法もお世辞にも見やすいとは言い難いのですが、それでも余裕があったら見ていただきたいな、と思います。
屋上からの眺めも良い、考古学博物館 功徳思想と寄進事業: 仏教を受容したバガン朝の人々ですが、やがてその信仰は「来世での富と栄達」を願うものに変わっていきます。来世での幸福を願い、現世では功徳を積むことにエネルギーを傾けたのです。宗教施設の建設、土地や労働力の提供は大きな功徳を積む行為と考えられ、王侯貴族達は競って寺院やパゴダを建立。それが今のバガンの風景に結びついている訳です。 ここに展示されている石碑は、その事業に添えられた祈願文。要は『功徳を積んだ証明書』、ですね。中には「お願い」すると言うより、「これを寄進したのだから、ああしてこうして・・・」と交換条件を書き連ねたものもあるのだとか。それがズラッと並んでいるのですから、来世を願うバガン朝の人々のパワーには圧倒されてしまいます。
この寄進事業は富の分配となり経済活動を活発にしたものの、寄進された土地や奴隷は王族の手を離れ、次第に財政を圧迫するようになっていきます。13世紀にモンゴル軍の攻撃を受けた時に持ちこたえられなかったのは、王室財政の破綻とも関連していたことでしょう。
仏陀108の転生が浮き彫りされた仏足石(長さは1.5mほど)。初見では関心を持てず「見るだけ」で通過してしまいましたが、寺院の周りで売られている模写を見、売り子の「ブッダの前世、この時は剣、この時は魚、この時はジャスミンの花・・・」と言う説明を聞いたら、「何それ!?」と俄然興味が出てきました。
で、「確か博物館にその説明があった」と、翌日再訪してきた次第です。ちなみにこの博物館、チケット(バガン入域料の領収書と同じ紙でした)を持っていれば滞在中何回でも入場できます。こんなこともあろうかと前日、「明日も来て良いですか?」と確認してきていたのです。エライでしょう、エヘンエヘン。
館内は撮影禁止のため、実物はお見せできません。これは後日記念として購入した仏足石の模写です。遺跡周辺では、このフットプリントを始め、撮影が禁じられた壁画類などの模写が売られています。値段も手頃(大きさによって数ドルから)ですし軽くかさ張らないので、お土産としては最適かもしれません。 |
博物館の屋上に出ますと、お隣の寺院が大きく迫っていました。「ワォッ!」これは「撮らなくっちゃ」と思いましたが、カメラは入り口で質に取られています。大急ぎで受付に取って返し、「屋上から景色を撮るだけだから」と粘ってカメラを返してもらいました。ここからは夕陽のスポット、シュエサンドー・パゴダや、朝日を見るのに適したミンガラゼティ・パゴダ、それにこれから向かうスラマニ寺院まで、バガンが一望できるのです。
Narapatisithu (ナラパティシトゥ王:1174−1211年) 高さ55m、バガンで2番目に高いゴードーパリン寺院が間近に迫ります ミャンマー関係のHPを見ますと、同じ経験をされた方もおられるようで親しみを感じてしまいました。博物館見学を考えている方、小型のカメラなら入り口で預けず、ポケットに忍ばせて館内に入ることをお勧めします。禁止されている展示品を撮ってはいけませんが、屋上からこの景色を撮るのは許されて良いと思いますよ。 |
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