シリア国旗

シリア


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ハマ

 紀元前にはイスラエルとの交易で名をはせたという土地ですが、現代ではハマといったら「水車」。オロンテス川にかかる巨大な水車(最大のものは直径24mとか)と、緑あふれる公園のある町です。巨大な水車と言いますと青森の みちのく温泉 には直径22mという日本一の水車がありました。中東旅行に疲れたら日本の温泉に飛んでいって下さい。

ダイビング

ダイビング

 暑い日の午後とあって、3つの水車の回りでは少年達が飛び込みに興じていました。水車につかまって登っては飛び込む消エネ派、モスクの屋上から飛び込む本格派とスタイルは様々。立ち飛込みが多い中で、この少年のダイビング姿は「決まって」いました。



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アゼム宮殿


 町の中心にある水車からアゼム宮殿に向かって歩いていくと急に、「ハマム、シャワー」と呼び止められました。中を見せてもらうと確かに「ハマム」。でもアレッポの豪華版を経験した目には、薄暗くてあまり入りたくない雰囲気。それに誰もいないじゃないですか。

 「マッサージ!」もすると叫んでいましたが、女性のマッサージでなければお断り。「博物館に行くから」と退散しました。ガイドブックには「12:00〜17:00は女性専用」となっていましたが、それなら係員も女性にすべきですよね。

アゼム宮殿

アゼム宮殿博物館

 先ほどのハマムからこの宮殿を通り、アン・ノウリモスク(少年たちがダイビングしていたモスク)にかけては石造りの古い建物が多く、途中水車を間近に見る場所もあって散策には適しています。帰りは3つの水車近くの橋を渡り、庭園経由で戻ると良いですよ。



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クラック・デ・シュバリエ(ホスン)


 ジュリエッタ(ワディ・ラム砂漠で一緒にキャンプしたドイツ女性)が「So beautiful!」と言っていたので是非見たいと、ハマからローカルバスを乗り継ぎ、ホムス経由で日帰りすることにしました。

城内
「十字軍の残した城の中で最も美しい」

 と言われているのですが、十字軍の遺構は私に訴えかけてくるものがないうえ刺すような空気は居心地が悪い。これが美しいだなんてとても思えませんでした。戦のためだけに造られ、人を殺すためだけに使われていたからかもしれません。

 興味をひいたのは、窓枠に残る弾薬を置くための丸い窪み。不揃いのところを見ると、各窓に配置された人々が自発的に作ったのでしょうか?

 そしてもう一つは、石垣を直す人たちの作業風景。掘越えで材料を運ぶのも機械は使わず人力です。メテオラ(ギリシア)の修道院で、先頃まで使われていた滑車を思い出してしまいました。




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食べた物

 イスラム諸国は禁酒国家、「ビールなんてとんでもない」 と今までガマンしてきました。でもアレッポのバロン・ホテル(旅行12日目)の部屋から見えたレストランがビヤホール風だったのでついに 「ビールありますか?」

アレッポでの食事

ホモスとババガヌージュとビール!

 手前左がホモス(オイルをたっぷり加えた豆のペースト)、右がサラダ、中央がババガヌージュ(茄子とゴマのペーストに各種香辛野菜を混ぜたもの)。〆て250ポンド(約600円)



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旅行メモ

 空港でのビザ取得が可能な隣国ヨルダンとは異なり、シリアの場合入国前にビザを取得しておく必要があります。その提出書類がガーナと同様多かっただけに不安も大きかったのですが、入ってみるとその不安も吹き飛びました。最初は街角に立つ警官の多さに驚きましたがそれは治安が良いということ、夜でも不安なく町を歩けました。

 人々は気さくで親切でしたし、魅力的な遺跡も多い。次回は是非トルコでビザを取り北部・東部の遺跡(アイン・ダラー、マリなど)を見てみたい、と思っています。



ビザに関して

 シリアビザを日本で取得する際の必要書類は
  • 写真2枚
  • 申請書2通
  • 会社・学校・旅行会社などからの推薦状
    (正式の英語のレターヘッドのついた用紙を使用のこと)
  • イスラエルに入国しないという宣誓文
  • 英文の日程表
    (なるべく旅行会社の発行したもので日本出国から帰国までの全日程が必要)
  • 申請料2800円(シングル)
 が必要になります。これでは個人での申請は難しくやむなく旅行会社を通しました。トルコからバスで入国したという方(もちろん日本人です)は「トルコなら簡単に取れる」と言っていましたが料金などは聞き漏らしてしまいました。

 2001年現在、推薦状は不要になったようですが、「イスラエルに入国しないという宣誓文」はそのまま。このようにビザ取得条項は流動的ですので、必ず事前に大使館・旅行社などにて確認して下さいね。




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交通手段


 国内移動の主力はバスですが、会社によりバスの種類(エアコンつきの新型車を導入している会社も多いようでした)、料金、そして発着場所が違いますのでホテルなどで確認のこと。チケット購入の際身分証明書(外国人はパスポート)の番号を控えます。これにやや時間がかかるので、発車15分前にはターミナルに着くようにして下さい。

 ダマスカス〜パルミラ : 午前中のパルミラ行き、向かって右側の座席は直射日光が当たって大変暑いし、カーテンを閉めてしまうので外が見えません。また、遺跡は道路左手に広がっていますので(左手に見えて来るということです)、空席があれば左側の座席に移ることをお薦めします。 料金125ポンド、所要約3時間

 パルミラ〜デリゾール : 11:00が始発で1日7便ですが、ダマスカスからのバスがここで休憩してデリゾールに向かいますので時間はかなり不正確。でも乗り遅れても困りますから、時間までには営業所に行ってチケットを買い、隣のレストランでお茶でも飲みながらのんびり待つのが正解。私は事情がわからないので、営業所の中で折鶴サービスをしていました。 料金 75ポンド、所要約3時間。

 デリゾール〜アレッポ : ここで知らずに旧型バス会社のチケットを買ってしまい、窓を閉めて(つまりエアコンつき)追い越していく新型バスをうらめしく思ったものです。でも車内はとてもローカルな雰囲気で、近くの人たちとおやつの交換などしながらの移動は楽しいものでした。 料金 70ポンド、所要約4時間半。

 アレッポ〜ハマ : この時利用したバスは、今までで一番良いバスでした。そのせいか距離が短い割には料金は高めで 60ポンド、所要約2時間。

 ハマ〜ホムス : この間は「クラック・デ・シュバリエ(ホスン)」へ日帰りした時と、翌日レバノンへ抜けるための中継地としての2回利用しましたが、降ろされた場所が前日と違い(バス会社が異なったため)、セルビスで国境を越える予定がバスでトリポリへ向かうことになってしまいました。 料金 20ポンド、所要1時間弱。

 1997年7月現在 : 1ドル=50ポンド




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レバノン


 レバノンへはダマスカスからセルビス・タクシーでベイルートに抜けるのが一般的。他にホムス・トリポリ間の国境も開いている、というので今回はここを通ってみました。が、ホムスのターミナルでセルビスのつもりで買ったチケットがバスだったとは! 旅行も後半になり疲れが溜まってくると、頭の回転も反応もかなり鈍くなってくるものです。

 「まあバスもいいか」と気を取り直し、バス待ちタイムをここでも折鶴の大サービス。紙がなくなると新聞を買って、内職のように折り続けました。だってここで小さな商売をしている子供たちが、「僕にも!」「次は僕!」とせがむのです。一人の少年は大小2つの折鶴をひもで軒に吊るし、うれしそうに「見て!」。いい笑顔でした。

 ホムス〜トリポリ : バス料金4ドル、所要約4時間。陸路の場合出国税は不要です。セルビスの料金はわかりませんが、人数が少ない分(国境での手続き)時間はやや短縮されるかもしれません。




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