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チベット |
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ロンブク寺から30分。次に車が止まった場所が、夢にまで見ていたチョモランマ・ベース・キャンプ。現地時間で16:00を過ぎてはいましたが、幸運なことに先ほど(ロンブク寺)より雲が薄く、山頂をしっかり拝むことができました。「空気が薄いから、ここでは20分!」という声に、いつもは反論しないメンバーからも「エーッ」というブーイング。で、滞在が30分に延長されたのです。記念撮影が終わったら、「さあ、HP用の写真を撮らなくっちゃ」。
左から3番目、赤のダウンジャケット姿が私です しばらくするとやや興奮も冷め、周囲を見回す余裕も出てきました。振り返ってまず目に飛び込んできたのが小川。ベースキャンプは水気の無い場所だと、勝手に想像していたので驚きました。良く考えたらこの川沿いに登ってきたはずなのですが…、来るときは山ばかり見つめていましたので目に入らなかったようです。 ちなみに飲み水は、数キロ離れた"神の水"と呼ばれる水場から汲んで来るのだとか。 |
ベースキャンプの石 「4500万年ほど前、インド大陸がユーラシア大陸にぶつかり、海底が押し上げられて出来たのがヒマラヤ山脈」。そういえば"褶曲(しゅうきょく)山脈"の代表例として、授業で習ったことありました。 皆さんが拾っていたのはその証拠品。緑色片岩と言って、その筋ではかなり知られた岩石だとか。それを聞くと急に貴重品に見えてきて、特にお土産に頼まれてきた人の目は、真剣そのもの。私は?、中国旅行が控えているので拾ったのはこの石一つ。 |
今夜の宿はペルーチ村のロッジ。土間にかけられたはしごのような階段を、「どんな場所で寝ることになるの?」かと、恐る恐る2階に上がってみます。指差されたドアを開けると、そこは宿の外観からは想像もできない明るくカラフルなお部屋。柱だけでなく、天井にも壁にも丁寧に絵が描かれていて、宿の方々の暖かさが伝わってきます。
無事にベースキャンプまで行って来た、という安堵感と初めての大部屋。それまで西洋式のホテル泊まりだったこともあり、童心に返ったメンバーの顔はいつになく穏やかで口も軽い。旅行最後の感想は異口同音に、「あのペルーチのロッジが一番楽しかった」。
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遠隔地だったので、チベット行きの準備にはノータッチ。何のお手伝いもせずに参加することになってしまったのですが、大町では撮影用の横断幕作り、健康管理用の医療機器の用意など、万全の準備でチョモランマBC行きに備えて下さったようです。ここでその中のいくつかをご紹介します。まずは、ツァー中恐怖の対象となってしまった"酸素濃度測定器"から。
それが皆さんとお別れする日が近づくと(まだ標高4000mはありましたのに)、値は80%台に急上昇。高度順化したといえばそれまでですが、自分ではこの現象を「団体行動のストレスからの解放」と分析しました。拘束状態を「息が出来なくなる」とか「窒息しそう」と表現しますが、もしかしたら「科学的な根拠がある」かもしれません。登校・出社拒否の方たちの酸素濃度、一度測定してみたいですね。
ツァー3日目全員に、「予防薬を飲むように」と指示が出ました。ドクターの病院で特別に調合した漢方薬で、「肺の働きを活発にさせる」効果があるのだとか。この薬のおかげでその後の行動中、頭痛・吐き気などとは無縁でしたが・・・。
10本入りで160元(日本円で約2000円) 数日後クンガ空港に行ってみると、例の薬が400円ほどの値段で、しかも一般に売られているではありませんか! アラアラ、するとあれはいわしの頭も何とやらだったのでしょうか。"薬"は装備とは言わないでしょうが、知っていただいて損はないだろうと加えました。 高所に行く方、空港の売店は要チェックですぞ。 |
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