ベトナム国旗

ベトナム


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国境

 1997年1月7日 : プノンペンのキャピタルホテルに集まった、本日のベトナム行きは6人。3人づつ2台のタクシーに分乗して国境モクバイを目指します。キャピタルホテル発朝6時半。

カンボジア国境
 プノンペン市街を抜けるとすぐ田園風景が広がります。内戦の後遺症かカンボジアの道路は穴だらけ、この道を穴を避けて蛇行しながら猛スピードで飛ばすのですから対向車がくるとドキドキしてしまいます。

 1時間ほど走るとメコンの渡し。この先サイゴンまで食料の購入は難しくなりますので、水などはここで買っておいて下さい。


 10時半、建物も何もない所で車から降ろされました。モクバイに着いたのです。このゲートがカンボジア側のボーダー。ここで出国手続きを済ませ、200メートルほど先のベトナム側のボーダー(奥に見えていますね)まで歩くのです。



ベトナム側

 カンボジア側ではすぐ出国スタンプがもらえたのですが、ベトナム側は係員が一人しかいない上、まるでじらすかのように作業がゆっくり。中々順番が回ってこず皆がイライラしてきた時、後ろから人の肩越しにパスポートが差し出され(要は割り込みです)、その間には現金がちらり。順番無視で当然のようにそれを受け取る職員には、抗議もしない人々に軽いカルチャーショックを受けてしまいました。

 空港では一瞥で済む荷物検査なのに下着ケースまで調べ、デジカメの試し撮りまでさせた係官。 ムム、入り口がこれだとベトナムはかなり手ごわそう。

ベトナム国境
 このボーダー、山脈や川で隔てられていないのに、ベトナム側に入ったとたん草木の様子まで違ってくるのは不思議です。

 カンボジア側ではトイレブラシを逆さにしたような木がほとんどでしたが、こちらは日本でも見かける普通の木です。それに竹やぶまであって日本の田舎の風景と良く似ています。


 もう一つ違ってみえたのはバイクに乗っている女性たち。どの人もカラフルな長手袋を着用、排ガス対策にレースのマスクをしている人もいて、「皆さんおしゃれ!」



1997年1月現在のレート : 1ドル=11,000ドン

 旅行当時、邦貨換算にはドンのゼロを2つ取れば良かったのですが・・・。その後の急激な円安で、その数式は使えなくなりました。この円安、一体どこまでいくのでしょう。1ドル90円台時に両替しておいたドルもそろそろ底をつきましたし、当分安宿利用の旅行から卒業出来そうにありません。



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ホー・チ・ミン・シティー(サイゴン)

 1997年1月7日 13時半、サイゴンに到着。プノンペンを出てから7時間後、経費は1人当たり15ドルでした。今晩はタクシーをシェアした3人でサイゴンに無事に着いたお祝い(?)にサイゴン川の観光船で食事をすることにしました。

サイゴン川の観光船
 宿を取ったファングーラオ通りから、観光船の出るマジェステックホテル前まではシクロに乗って。これは楽しくも怖い経験。

 シクロの客席は自転車の前、自分の前に防御壁は何もなし。横切るために道路に突入する時には思わず眼をつぶっていまいました。何しろ先にぶつかるのは私なんですからね。

 それを知ったシクロのお兄ちゃん、面白がってか自分の技術を見せたいのか(多分その両方で)サービス運転。アー、疲れた。


サイゴン川の観光船上では民族音楽の演奏があります


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シクロ

 マジェステックホテル前の道路を横切る時、「ここが渡れなくて助けてもらうんですよね」 「そうそう」 と同行の2人で話があっています。 「何のこっちゃ?」

 昨年放映された某ドラマのワンシーンだそうで、それ以来ベトナムを訪れる若い女性が急増。一昔前はむさ苦しい(失礼)長期旅行者の世界だったベトナムが、今じゃスーツケースをガラガラひいた日本女性がやたら目立つ、のだとか。そのお目当てが、"シクロの運ちゃんとのロマンス"とは!? どうでもいいけど、やや「嘆かわしい」。

シクロ
 ベトナムの 「足」 シクロですが、最近の交通量(特にバイク)の多さに当局ではシクロの締め出しにかかっているそうで、町の中心部には 「シクロ進入禁止」 の標識も見かけました。

 車、バイク、シクロ、自転車とスピードの異なる乗り物が同居している道路は危険だし効率が悪い(渋滞の原因?)のは確かですが、チョット寂しい気もしますね。


 アンコール(シェムリアップ)のゲスト・ハウスで同宿だった2人にサイゴンの街角でばったり出会いました。記念にとシクロに乗ってもらい「はい、ポーズ」。


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ビンタイ市場

 チョロン地区(チャイナ・タウン)まで、「下賀茂神社行き」の路線バスに乗って行きました。3000ドンでしたから約30円。 何で「下賀茂神社行き」のバスなのかと言いますと、単に京都の市バスのお下がりをそのまま使用しているというだけなのです。他に「平安神宮前」というのも走っていましたよ。

ビンタイ市場
 周辺は人と車、バイクとシクロそして天秤棒とが交錯してごった返していましたがこの中庭付近は喧騒とは無縁。買い物疲れか一息つく人々の姿がみられます。

 迷路のような市場内部には小さな店がぎっしり。香辛料の匂い漢方薬やコーヒーの香りそして魚や生肉の匂いまでがミックスして漂い、市場はまるでワンダーランド。

ビンタイ市場

 ディスプレーの方法も無造作に商品を積んだだけの店からこのように工夫してある店まで様々で見て歩くだけでも楽しいものです。 ベトナム入国以来気になっていた例の長手袋もこの市場でそれを買いました。ブルーと紫の2色で、1組4000ドン。


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「サイバー・カフェ」タムタム

「サイゴンにもサイバーカフェが出来たそうですよ」と友人がチラシを持ってきてくれました。

サイバーカフェ
「FIRST CYBER CAFE IN VIETNAM

PLEASE COME IN AND SEND E-MAILS HOME !!!」

 情報の制限をしているというベトナムで「インターネットが見られるの?」と半信半疑で訪問してみました。やっと探し当てたお店はとってもおしゃれな雰囲気のお店でした。案の定「今のところメールの送受信だけ」なんですが「この春にはインターネット接続も出来ると思います」



気になる料金ですが、飲みのも以外に (邦貨換算はゼロを2つ取って下さい)

コンピューター使用料 : 1時間 5000ドン。
Eメールの送受信料 : 最初の1KB 4000ドン、追加料金は3000ドン。



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サイゴン市内の博物館

 どなたもそうでしょうが「戦争はキライ」です。なるべくなら虐殺現場の報道写真や兵器など見たくない。でもここに来て「ベトナム戦争のことは避けて通れない」と感じましたので、当初予定していなかった「戦争証跡博物館」にまず最初に行ってみることにしました。



戦争証跡博物館

 「私たちは誤ちを犯してしまった。重大な誤ちを。私たちは、将来の各世代に対して負債を追い続けなければならないだろう。なぜこの誤ちを犯してしまったのかを説明するために」。

 当時のアメリカ国防長官マクナマラ氏のこの言葉に沿った博物館ですから、他では見られないような生々しい報道写真の数々や拷問道具の展示はとても直視できないほど。もちろんカメラを取り出す気にもなれませんでした。それらの道具は プノンペンの「トゥール・スレン博物館」のものと良く似ています。

 「フランスがここに持ち込んだ物が多い」という情報通の友人のコメントに、ここインドシナ半島がフランスの植民地であったことを思い出しました。そういえばローテンブルク(ドイツ)の「中世犯罪博物館」 で見かけた中世ヨーロッバ原産(?)の拷問道具がその原形になっているような気もします。屋外展示場にはフランス革命で有名になった「ギロチン」も見かけました。



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歴史博物館

 「上野公園」 のように動物園と同じ敷地内にある博物館です。博物館の一角はレストラン(宴会場)になっていて結婚式の披露宴でにぎやかです。

歴史博物館
 私はこの宴会場の方から入ってしまったようで、何時の間にか(チケットカウンターを通過せず)館内に。そのまま見れば無料ですんだのですが、それでは良心の仮借にたえかねる。で、わざわざ一度外に出てお金を払い(10,000ドン)入場し直したのです。

 それって、「変」 かな?


 中央ホールから左回りに展示室を見ていくとベトナムの歴史の概要がわかります。伊万里などの陶磁器コーナーがあったので私としては満足。ダナンまで行く余裕のない方、チャンパの芸術品はここでも見られます。



統一会堂

統一会堂
 南ベトナム政権時代の大統領官邸です。迎賓館としても使われている豪華な部屋の数々よりも、屋上ヘリポートにおかれた迷彩色のヘリコプターの方が印象的に残りました。

 地下にはベトナム戦争時に使われた作戦会議室や司令室、放送局などがそのまま保存されていて当時の模様をリアルに伝えていますので忘れないで見てきて下さい。


外に出ると、なごやかな結婚式の撮影会。この光景には時代の流れを感じました。


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